アウディA3とA4の違いを徹底比較!あなたにピッタリな車はどっち?

アウディA3とA4の違い

アウディには、エントリーモデルの「A1」から順に、「A3」、「A4」、「A5」、「A6」、「A7」、フラッグシップモデルの「A8」まで、細かいクラス分けによって沢山の車種がラインナップされてます。他にもクーペモデルやSUVモデルまであるんで、全部まとめると結構な大所帯になります。

この中で「A3」と「A4」はモデル名を表す「数字」も近いし、形もよく似ています。そんなこともあって、あまり車に興味の無い人からすれば、「装備内容が違うだけで、中身は同じなのかな?」なんて思われても不思議は無いです。

アウディA3前面画像

【試乗レポート】新型アウディA3 1.4 TFSI スポーツバック [DBA-8VCXS] 小さなプレミアムカー

2016年1月17日

車好きを自認する僕でさえ、たま〜に見間違えることがあるくらいで。特に「A3スポーツバック」と「A4アバンド」は、どちらも大きな荷室を持つ5ドアハッチバックですから、角度によってはほとんど同じに見えるんです。

「次の愛車はアウディにしようかな」なんて考えている人の中には、「見た目は同じなのに、なんでこんなに値段が違うんだ?」といった疑問を持つ人も多いでしょうねえ。

ということで今回は、そんな「A3」と「A4」の間で選びあぐねている人のために、「A3」と「A4」の違いを詳しく解説していこうと思います。

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「アウディ・A3」と「アウディ・A4」の最大の違いは、基本となっているボディ構造

「A3」と「A4」最大の違いは、なんといっても基本となっているそのボディ構造にあります。

「A3」の基本構造は、ゴルフと同じ「エンジン横置きの前輪駆動」

「A3」は、同じVWグループ内の「VW・ゴルフ」と基本構造を共有する兄弟車です。駆動方式も「ゴルフ」と同じ、「エンジン横置きの前輪駆動」を使ってます。世界中のFF車も、一般的にはこのレイアウトを採用している場合が多いです。まあ、言うなれば「FF車のスタンダード」といったところでしょうか。

「A4」の基本構造は、「エンジン縦置きの前輪駆動」

これに対して「A4」の場合は、アウディ伝統の「エンジン縦置きの前輪駆動」を採用してます。エンジンを縦置きにすることによって、4つのタイヤにバランス良く車重を分散することができますし、「エンジンが発生するバイブレーションを車内に伝えにくい」なんてメリットもあります。

反面、フロントオーバーハングが長くなるとか、エンジンルームが長くなるので相対的に室内が狭くなりがち。それから「A4」の場合は、フロントオーバーハングを短くするためにあえて凝った構造にしてあるんで、その分、コストが高いです。構造が複雑なので、整備費用もビックリするくらい掛かります。

「A4」はFF車のメリットをある程度諦めることで、高級感を出している

ということで「A4」の場合は、FF車のメリットである「エンジンルームが小さい」とか、「車重が軽い」、「室内や荷室が広い」、「構造が簡単で価格が安く、整備費用もリーズナブル」といったことをある程度諦めることで、高級感とか走行安定性能を取っているわけです。

もちろん「A3」もアウディブランドのプレミアムコンパクトなんで、ボディ剛性の強化や材質の見直し、音を遮る遮音材や吸音材を増やすことで、ゴルフよりは高級感を出してます。ただし、基本はあくまでゴルフなんで「A4」のようにはいきません。

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さらに細かい違いを深掘りしていくと・・・

基本的な違いを抑えたところで、さらに深掘りして細かい部分の違いにも触れていきましょう。

2つのモデルを比較するにあたっては、それぞれの条件を揃えるため「5ドアハッチバック」の「ベースグレード」ということで統一しています。

具体的には、「A3 スポーツバック 1.4TFSI(FF)」と、「A4 アバント 1.4TFSI(FF)」を使って比較していくわけです。

「もっと詳しく違いを知りたい」とか、「購入するにあたって細かい内容が知りたい」なんて人は、ここからさらに読みすすめていってください。また、それぞれのモデルの【試乗評価】については、この下のリンクからどうぞ↓

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ボディサイズ

「A3」と「A4」はクラスが一つ違います。ということで、「A4」の方がひと回り大きく立派です。

具体的には、「A3」のボディサイズが、[全長]4315mmx[全幅]1785mmx[全高]1450mmであるのに対して、「A4」の場合は、 [全長]4735mmx[全幅]1840mmx[全高]1455mm。数値を見るまでもありませんが、すべてのサイズで「A4」のほうがデカイです。

要するに、大きく立派な車が良いなら「A4」。ある程度コンパクトで取り回しを重視するなら「A3」ということになります。

室内と荷室

ボディサイズの違いは、そのまま室内や荷室の広さとなって現れます。

「A4」はボディサイズが大きい分、室内も広く、荷室も広いです。これに対して「A3」の場合は、室内、荷室ともに若干小さめです。ただし、スペース効率に優れる「エンジン横置きの前輪駆動」を採用してるんで、見た目よりは室内が広く荷室の使い勝手も良いです。

「A3」は「コンパクトなボディとそこそこ広い室内と荷室を両立してる」ってことですね。このあたりは、流石に大いなる大衆車「VWゴルフ」をベースにしているだけのことはあります。

動力性能

今回は2つの車種を比較するにあたって、同じ排気量のエンジン(1.4リッターのツインカムターボ)を持つグーレドを使ってます。

ただし、それぞれのエンジン型式は「CVN(A4)」と「CXS(A3)」いう風に、後ろの二文字が違ってます。実際の動力性能もかなり違っていて、「A4」が最高出力「150ps/5000-6000rpm」で、最大トルク「25.5kg・m/1500-3500rpm」を絞り出すのに対して、「A3」の場合は最高出力「122ps/5000-6000rpm」、最大トルク「20.4kg・m/1400-4000rpm」という具合にちょっと控えめな数値です。

といっても「A3」の場合は、その分、車重が軽くなってますから、体感上の動力性能はどっちらも「必要十分」って感じになります。

燃費

「小さなエンジンをターボで加給して低速から分厚いトルクを発生させ、燃費を向上させる」というのが、ダウンサイジングターボの基本的な考えかたです。といっても、重さによって燃費が悪化するのはどうしようもありません。「A3」と「A4」の比較でも、車重の重い「A4」の方が燃費が悪いです。

具体的には、「A3」が「19.5km/l(JC08モード燃費)」なのに対して、「A4」の場合は「16.6km/l(JC08モード燃費)」になります。

走り

「A3」が、フロントに「マクファーソン・ストラット式サス」、リアに「4リンク式サス」を装備するのに対して、「A4」の場合は、より高価な「ダブルウィッシュボーン式サス」を前後に装備してます。

ということで「A3」が、軽快でダイレクト、スポーティな走りを感じさせるのに対して、「A4」は重厚感とか上質感といった、よりプレミアムな印象を強調してる感じです。もちろん、どちらのモデルにもプレミアムを名乗るだけの十分な上質感はあります。その上での「違い」ってことですね。

価格

ここまでの説明であらかたの想像はついていると思いますが、ゴルフをベースにした「A3」と、始めから高品質なクルマづくりを目指した「A4」とでは、サイズ以前に車にかかっているコストが違います。

その違いは、「A3」が「2,960,00円(税込み)」と300万円以内で買えるのに対して、「A4」は「4,760,00円(税込み)」なんで200万円近くも高いんです。

まとめ

あとは、この差額に納得できるかどうかってところでしょうねえ。それなりの上質感とブランドの高さがあって、コンパクトで使い勝手の良い車なら「A3」。見た目の立派さとプレミアムカーにふさわしい上質感を求めるなら「A4」って感じになります。

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)