2017年10月25日から11月5日にかけて、東京ビッグサイトで開催されていた「東京モーターショー2017」。
スバルはこの会場で、STI製コンプリートカー「S208」を公開していました。今回も会場で撮影した写真とともにレポートします。
走りも上質感も磨き上げた、STIコンプリートモデルの最高峰「S208」。 究極の回転バランスを目指したエンジンは、淀みなく気持ち良いフィーリングを実現すると共に、シリーズ最高出力(329ps)を発揮。 独自のパワーユニットが、かつてない官能的な加速をもたらします。
引用:スバル公式サイト
「S208」の概要
スバル「S208」は、「スバルWRX STI」をベースにSTIによる専用チューンが施されたホットバージョンです。
スポーティなEJ20型ターボエンジンに専用チューンが施され、329psの最高出力を発揮。STI専用パーツによって引き締められた足回りと相まって、刺激的なコンプリートカーに仕上げられています。
標準モデルの他に、ニュルブルクリンク24時間レースをイメージした「NBR チャレンジパッケージ」をラインナップ。
標準モデルが100台、クールグレーカーキを纏った「NBR チャレンジパッケージ」が350台、あわせて450台のみの限定販売となります。
「NBR チャレンジパッケージ」には、標準モデルの装備に加えて、「ドライカーボン製ルーフ」や「ドライカーボン・リアスポイラー」も装備されます。
この特別なコンプリートカーを手に入れるには、予め商談にエントリーしておき抽選で選ばれる必要があります。つまり、お金があれば必ず買えるというモノではないのです。残念ながら、2017年12月9日現在。すでにエントリーは締め切られており、今から買いたいと思ってもどうすることもできません。中古車市場に程度の良いモデルが流れてくるのを期待するしかありませんが、その時は新車以上の価格となるでしょう。
「S208」の外観
外観はベースとなる「WRX STI」の仕様がほぼそのまま踏襲されます。
フロント
凝縮感のあるフロントノーズに、チェリーレッドのさし色が施された「メッシュタイプフロントグリル」、クロームメッキのバンパーサイドベゼルが装備され、控えめな特別感を表現しています。
サイド
サイドには、STIエンブレム付き・サイドガーニッシュや、サテンドアメッキミラー、サイドシルモールなどを装備。がっしりとしたボディにブラック塗装のアルミホイールが装備され、スポーティな「S208」を足元から引き締めています。
リア
リア周りは、チェリーレッドストライプにエアアウトレットグリルの付いたリアバンパー、ドライカーボン・リップスポイラーを装備。
ハイデッキ化されたリアエンドにチェリーレッドのさし色が施され、全体をスポーティにまとめ上げています。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
エンジン | 1994cc・水平対向4気筒DOHCターボエンジン |
最高出力 | 329ps/7200rpm |
最大トルク | 44.0kg・f/3200-4800rpm |
トランスミッション | 6速MT |
全長x全幅x全高 | 2005mmx1490mmx1205mm |
車重 | 1520kg |
発売日と価格
購入には10月26日から11月12日までの間にディーラーで商談エントリーを済ませ、その中から抽選で選ばれる必要があります(2017年12月9日現在、エントリー受付終了)。
価格は、標準モデルが、6,264,000円。「NBR チャレンジパッケージ」が、7,106,400円となります。