最近の自動車は性能が向上しており、そう簡単な事では壊れなくなりました。といっても、消耗品であるバルブやエンジンオイル、ワイパーブレードについては定期的な交換が必要です。
また、よく起こるトラブルとしてはタイヤのパンクがあります。路肩を走るクセのある人や、荒れた道を走ることが多い人の場合は、それこそ毎年のようにタイヤをパンクさせてしまう程です。
といっても、こういった交換頻度の高い部品や、トラブルの多いパーツの場合は、自分で交換や修理を行うことによって、ぐっと安く済ませることができます。
今回は、安くお得なカーライフが送れるように、自分で行う部品交換や修理の方法について解説します。
ヘッドライトバルブ(球)の交換
ヘッドライトバルブの交換は、ハロゲンタイプなら1,000円から3,000円程度で購入できます。ガソリンスタンドやディーラーでお願いするともう少し高くなります。ただし、明るい光と高寿命で有名な「HIDタイプ」の場合は、素人が迂闊に交換すると危険です。必ずディーラーかカーショップの専門家に依頼して、交換してもらってください。
ハロゲンランプのバルブ(球)交換は、車載工具があれば簡単です。ただし、取り付ける時は、ガラス面に手垢が付かないように注意してください。手垢が付くと、劣化が早まりすぐにバルブ(球)が切れてしまうのです。
室内灯やウィンカー、ストップランプのバルブ(球)も、すぐに切れてしまう消耗部品のひとつです。こういった部品はいつ切れてしまうかわかりません。価格は数百円程度からLEDタイプで1000円前後となりますので、余裕があれば予備のバルブを常備しておくと安心です。
バルブの交換手順に関しては、以下の記事を参考にしてください↓。
参考:ヘッドライトのバルブ(電球)を交換する【メンテナンス】
エンジンオイルの交換
エンジンオイルの交換は、ディーラーで行うとレガシィB4クラスで、6351円+ガスケット65円の計6416円(税別)になります。これをジェームス(神奈川)で行うと一般的なベーシックオイルで、4500円(税別)。会員価格の場合は、5500円(税別)となります。
これをネット上の格安店で購入すると、20Lで5000円程度から購入することができます。レガシィB4の場合は、エンジンオイルの交換に4.2L必要となりますので、大体2500円強のオイル代金が掛かることになります。
ただ、自分でオイル交換をした場合は、その後の廃油処理も重要です。最近はこんな時に便利な「廃油処理箱」というものが販売されています。これはネットやカーショップ、ホームセンターで買うことができますが、価格はエーモンの廃油処理箱で259円からとなります。
※廃油処理箱は、地域によって捨てる方法が異なりますので、購入の前に必ず確認しておいてください。
エンジンオイル交換の詳しい手順については、以下の記事を参考にしてください↓。
参考:【DIY】エンジン オイルとフィルターの交換(点検とメンテナンス)
ここまで書いておいてなんですが、秋ろーの場合は「手間が面倒臭すぎる!」という事で、いつもディーラーの「お客様感謝デイ」を使って半額で交換してもらっています。これなら自分の手を汚すこともありませんし、費用もほとんど変わりません。
タイヤの修理
タイヤの修理についても、最近は簡単な手順で修理することのできる「タイヤ・パンク修理キット」が発売されています。価格は1000円から2000円位までで、ガソリンスタンドやディーラーで修理するよりもずっと安くなります。
タイヤがパンクしたら、スペアタイアに交換して自宅か安全な場所まで走ります。次にタイヤキットを使って修理を行ってください。修理が完了したら、セルフ式のガソリンスタンドなど、タイヤの空気入れがある場所まで走り、修理したタイヤに空気を充填してスペアタイヤと交換してください。
タイヤのパンク修理については、以下の記事で詳しく解説しています↓。
参考:【DIY】自動車のタイヤのパンクを自分で修理する方法