【DIY】自動車のタイヤのパンクを自分で修理する方法

近頃は「ランフラットタイヤ」という、パンクしても近距離なら走行できるように、サイドウォールの剛性が高められた製品が販売されています。また道路状況も良くなりそれ以外のタイヤの性能も上がってパンクは少なくなってきました。それでも出先でパンクする可能性はゼロではありません。またその場所が運良く、街中の人通りの多い道路だともかぎりません。山の中の携帯電話の繋がりにくい田舎道の可能性だってあります。そんな時に自分でパンクを修理することが出来れば、費用を節約する事も出来き、もしもの時になんとか出来るという安心感もあるので一石二鳥です。

最近はチューブレスタイヤが主流になり、カーショップで買えるタイヤの「パンク修理キット」を使えば一人で簡単に修理できます。大きいタイヤをジャッキアップして外す必要もなければ、アルミホイールに傷をつけない様に気を使う心配もありません。専用の大掛かりな工具もいりません。知識と用意があれば老人でも女性でも簡単です。

スポンサーリンク

タイヤのパンクを修理する手順

それでは手順を説明します。

1.釘や異物を取り除く

まず、修理可能な傷は釘や異物がトレッド面に刺っている場合です。その他の、タイヤ劣化によるバーストやサイドウォールなど、トレッド面以外の傷はプロでも修理不可能です。その場合はあきらめてタイヤを新調してください。ということで最初はこのトレッド面の傷を探します。見つけたら怪我をしないよう軍手をした上で、この釘や異物を取り除いてください。

2.傷口の加工

次にこの傷口に補修スティックを差し込めるように、キットに用意されているヤスリや工具で傷口を加工します。

3.補修スティックを差し込む

傷口の加工ができたら、補修スティックにパンク補修剤をつけてタイヤの傷口に差し込みます。

4.空気の充填

最後に、このパンク補修剤が乾いたのを確認した後、空気を充填してください。

ここまでおよそ所要時間15分程度で修理完了です。
ただ、修理方法はその補修キットによって微妙に違うため、必ず説明書で確認してから作業を初めてください。

スポンサーリンク

もしもの時にも安心「パンク瞬間修理剤」

またその場で応急的にタイヤを補修する「パンク瞬間修理剤」というものもあります。
これは傷口を見つけるところまでは「パンク修理キット」と同じですが、傷口に直接エアーと補修材を注入してしまうというとても簡単で合理的な補修剤です。しかし傷口が固まるまではしばらく低速で走行する必要があります。
これも、製品によって微妙に手順が違いますので、しっかり説明書で確認してから作業してください。
ただこの「パンク瞬間修理剤」による修理はあくまで応急的な修理ですので、修理が可能な場所までの移動手段として、スペアタイヤの代用品としての使用にとどめてください。

「スペアタイヤ」か「パンク瞬間補修剤」を常備しておき、もしもの時は「スペアタイヤ」か「パンク瞬間補修剤」で応急処置し、自宅や専用ピットまで移動してから「パンク修理キット」で修理するというのがおすすめの使用方法です。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)