高速道路を利用する時、ほとんどの人が利用している「ETCカード」ですが、このカードには、お得に使うための色々な特典が用意されています。
今回はこのETCカードをお得に使うための方法をいくつか紹介します。
通行する時間帯によって割引が適用される
ETCカードは走行する時間帯によって、高速料金が割引されることがあります。具体的には「早朝夜間割引」や「深夜割引」、「通勤割引」といった割引制度です。
割引条件としては、指定された時間にETCゲートを通過するとか、土日祝に割引対象区間を走行するなどの規定があります。
割引率は、10%~50%と幅が大きく、その地区によって割引率もバラバラです。詳しくは「ETC総合情報ポータルサイト」のページを御覧ください。
ETCカードを発行するクレジット会社によって、それぞれお得なポイントが貯まる
ETCカードを発行するクレジット会社によって、それぞれの利用料金に応じてポイントをもらうことができます。
セブンカード・プラス
セブンカード・プラスの場合は、利用200円につき1nanacoポイントが貯まります。このポイントはイトーヨーカドーやセブンイレブンで、1ポイントにつき1円として使えます。
イオンカード
イオンカードの場合は、200円の利用に対して1WAONポイントが貯まります。このポイントはWAONに交換することで1円として使えます。
楽天カード
楽天カードの場合は、ご利用100円につき1ポイントが貯まります。このポイントは楽天市場で1ポイントにつき1円として使う事ができます。
オリコカード
オリコカードの場合は、ご利用100円につき1ポイントが貯まります(入会後6ヶ月は2倍)。このポイントは1ポイントにつき1円として「オリコポイントゲートウェイ」で500ポイントから好きな商品に交換することができます。アマゾンギフト券やiTunesギフトコード、EdyギフトID、nanacoギフト、WAONポイントなど他社のギフト券やポイント、電子マネーとの交換も可能です。
ライフカード
ライフカードの場合は、100円につき0.1ポイントが貯まります。このポイントは貯めれば貯めるほと価値が上がる設定で、1ポイント5円から最大10円になることもあります。その他に、初年度1.5倍や誕生月5倍などのお得なプログラムもあります。貯まったポイントは、他社ポイントとの相互交換、各種ギフト券や電子マネーと交換することもできます。
発行手数料や年会費が無料になることも
いくらお得なポイントが付くからといっても、毎年、年会費が掛かっていたらお得度も下がります。そこで、できるなら年会費が無料のETCカードを探したいところです。
楽天カードの場合は、発行手数料無料ですが、年会費が540円掛かります。
その他の、セブンカード・プラス、イオンカード、オリコカード、ライフカードについては、発行手数料、年会費ともに無料となります。
元になるクレジットカードの年会費も確認
ETCカードの場合は、元になるクレジットカードの発行手数料や年会費についても確認しておく必要があります。
セブンカード・プラスの場合は、初年度年会費無料。翌年以降も5万円以上の利用で無料となります。ただし、利用額が足らない場合は500円の年会費が掛かります。
その他の、イオンカード、楽天カード、オリコカード、ライフカードについては、年会費無料となります。
ETCマイレージ
ETCカードを使って高速道路を利用すると、高速道路の通行料金としても使える「ETCマイレージ」が貯まります。これはクレジットカードのポイントとは、別に加算されるポイントです。
利用には事前の申し込みが必要となります。詳しくは「ETCマイレージサービス」のページを御覧ください。
加算されるポイントについては、その道路事業者によって利用額10円につき1ポイントから、100円につき1ポイントまでと大きな幅があります。