ロータス エリーゼ 111(フェイズ1・1999年)【旧型レポート】走りが楽しい!英国流ライトウェイト・スポーツ [111]

ロータス・エリーゼ・フェイズ2

※写真は「フェイズ2」です。

今回の旧型レポートは「ロータス エリーゼ 111(フェイズ1・1999年)」です。
このロータス・エリーゼは、1996年に登場した2シーターのライトウェイト・オープンスポーツです。日本市場では、1999年より正式輸入が開始されています。

アルミ材を航空機用の接着剤で加工したスペースフレームに、FRP製のボディが組み合わされ、軽自動車並の超軽量ボディを実現しています。

製造メーカーのロータスは本拠地をイギリス・ノーフォークに置く、伝統あるイギリス企業ですが、経営難から一時GMに身売りされ、その後はシンガポールの国営企業プロトンが親会社となっています。

スポンサーリンク

外観

全長3726mmX全幅1701mmX全高1148mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2300mmとなります。

コンパクトでワイド&ローなボディにFRPによるダイナミックなボディが与えられ、唯一無二の濃密なオーラを発しています。

フロント

極限まで低く抑えられたフロントノーズに、丸目4灯のクラシカルなヘッドライトが装備されます。

ボンネットフードには大きなエアーインテークが開けられ、フロント全体がスポイラーとして機能しています。

サイド

薄いコンパクトなボディに抑揚のあるダイナミックなキャラクターラインが描かれ、今にも走り出しそうな疾走感があります。

小さなキャビン、前後に切り詰められたオーバーハングが相まって、切れ味のいいキビキビとした雰囲気を持ちます。

リア

低くワイドなボディにぐっと張り出したリアフェンダーが組み合わされ、軽快感を持ちながらも力強い印象です。

リアコンビランプにも、クラシックな丸目4灯が装備され、フロントフェイスのテーマを反復しています。

スポンサーリンク

内装

簡素な樹脂素材に、本皮製ステアリングと本皮シートが装備されます。高級感はありませんが、シンプルなモチーフを巧みに使ったモダンなインテリアデザインです。

手動式のソフトトップが装備されますが、激しい雨の日はあまり役に立ちません。

足元にはアルミ製のバスタブフレームがそのまま露出しているため、スパルタンな印象を受けます。

超軽量ボディを実現するため、車内にエアコンは装備されません。走りの好きな一部の人にだけオススメできる特殊な車です。

シート

薄型の超軽量シートが装備されます。そもそもこのシートは長距離ドライブを想定したシートではありません。ボディの動きに合わしてドライバーの体をしっかりとホールドします。

荷室

ミッドシップに搭載されたエンジンのすぐ後ろに小さなトランクスペースが装備されます。カーペットがエンジンの後ろに貼ってあるだけの簡素な作りです。大きなトランクやゴルフバックは入りません。

静粛性

オープントップですので静粛性はありません。エンジン音が比較的静かなため、スポーティな車が好きな人ならまったく気にならないでしょう。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

1796ccの直列4気筒DOHCエンジンに、5速MTが組み合わされます。
エンジンは、118ps55/00rpmの最高出力と、16.8kgf・m/3000rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量は690kgです。

エンジン

イギリス・ローバー製の1.8Lエンジンがミッドシップに搭載されます。このエンジンは「MGF」にも搭載される凡庸なパワーユニットですが、エリーゼの超軽量ボディと組み合わされることで、キビキビとした軽快感溢れる身のこなしをみせます。

トランスミッション

節度のあるスポーティなフィールのトランスミッションです。トランスミッションの操作がそのままダイレクトに車の動きに反映され、良くも悪くもミッドシップレイアウトならではの過敏な反応を味わうことができます。

足回りとハンドリング

前後ともににダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備され、スタビライザーで強化されます。

足回り

足回りは適度に引き締められたしなやかな乗り心地です。ライトウェイトスポーツならではの操る楽しさにあふれています。

ハンドリング

超軽量ボディにスポーティなサスペンションが装備され、軽快感溢れるハンドリングを持ちます。いかにもロータスといった、オンザレールのコーナリングが可能です。

評価のまとめ

第一級のハンドリングマシンです。常識的な速度で、峠や市街地を走るならこれ以上楽しい車はありません。

ただし、長時間サーキットを攻め込むような本格的な走りをするには、ある程度のボディ強化が必要です。特に足回りは軟らかいセッティングのため、腰砕けになりがちです。

かつてロータスは、1970年代から1980年代にかけて、乗用車のパーツを流用して作った数々のライトウェイトスポーツを生み出しています。このロータス・エリーゼは、その当時のロータス・エランやセブンを彷彿とさせる、正真正銘の英国流ライトウェイトスポーツです。

価格

新車当時の価格 | 5,500,000円

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)