スポーツカーメーカーのロータス・カーズ社において最高経営責任者(CEO)を務めるジャン マルク・ゲールズ氏は、2017年以降のプラントして、オープントップ・ロードスター「新型ロータス・エヴォーラ」と、「新型ロータス・エリーゼ」を開発中であると発表しました。
このジャン マルク・ゲールズ氏は、かつてフランスに本社を置くプジョー・シトロエングループの社長を努めたこともあり、当時、同社に過去最高の利益をもたらした事で知られる人物です。
新型エヴォーラは強固なフレーム構造を持つ
「新型エヴォーラ」の計画が一番始めに明らかにされたのは2014年の事です。この時は、「強固なフレーム構造にがしりとした軽量ボディが構築されたオープンロードスターとなる」という大まかな概要が発表されるだけでした。
ジャン マルク・ゲールズ氏は、2016年「エヴォーラスポーツ410」の発表会場でも「新型エヴォーラ」について「すでに我々はエヴォーラの開発に着手している」と言明しています。
また同氏は「2017年に発売が予定されている新型エヴォーラは非常に硬いフレーム構造を持っており、オープンヴァージョン作成において重量増加を必要としない。それは、エンジニアが”エヴォーラに重量を追加しない”という明確な目的意識のもと日夜開発にいそしんでいるからだ」と明言しています。
エヴォーラ・スポーツ410とは?
この時会場で発表された「エヴォーラ・スポーツ410」は、現行型エヴォーラ・クーペから、さらに車両重量が70kgほど軽量化され、加えてパワフルな「3.5リッターV6スーパーチャージャー・エンジン」により最高出力も416馬力と大きく向上します。
元々軽量ハイパワーを誇る「エヴォーラ」がさらに軽くパワフルになるわけですから、そのパフォーマンスには驚くべきものがあります。
ただ、このエヴォーラ・スポーツは米国発売にあたって、安全基準が変更されるため、サイドエアバックなどの追加装備が加わります。それにより英国版エヴォーラより僅かに車重が増加する事になります。つまり、本来のエヴォーラ・スポーツ410のパフォーマンスを味わうには、英国版を購入するしかないという事ですね。
廉価版エヴォーラは開発されるのか?
ジャン マルク・ゲールズ氏は、以前エヴォーラの廉価版としてパワーの小さなモデルを検討したことがあるそうですが、市場調査の結果、ユーザーはエヴォーラに対してコスト削減よりもよりハイパワーなモデルを望んでいるという事がわかり、以降、ロータス・カーズ社では、よりパワフルなモデルを追求する事で利益向上を図るようになったということです。
次世代型ロータスエリーゼについて
次世代型ロータス・エリーゼについては、現在社内のエリーゼ開発チームによって日夜情熱的に開発が進められています。このまま予定通りに開発が進めば、2020年の前半には発表することができるでしょう。
次世代型ロータス・エリーゼは、今後ロータス・カーズ社の収益性を上げるため、重要な意味を持ちます。というのも、これにより開発されたシャーシーは、次世代型ロータス車すべての基本プラットフォームとして共有される事になるからです。
(CAR Magazine website)