【運転のコツ】交差点進入時の7つの注意点(右折・左折・直進)および安全確認の仕方

交差点で停車するレガシィ

交差点では、対向車はもちろんの事、左右の道からも車が進入してきます。さらに大きな交差点ともなれば、車線自体の本数も増えるため普通に通過するだけでかなり神経を使います。

それから、交差点を通過するのはなにも自動車だけじゃないんです。歩行者や自転車、オートバイなど、いわゆる「交通弱者」と呼ばれる人たちも頻繁に行き来してるんで気が抜けません。

そんな危険地帯「交差点」を通過する時、とくに危険な状態となるのが「対向車、もしくは自分の車が右折をする時」です。交差点を右折する場合は対向車の流れを遮って右折する形になるんで、どうしてもトラブルになりやすいんですよねえ。

ということで今回の【運転のコツ】は、そんな交差点を安全に「右折」するための注意点について、あわせて「左折」や「直進」で通過する時の注意点についても触れながら紹介してきます。

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横断歩道に歩行者がいる時の注意点と安全確認の仕方

交差点を右折や左折で通過する時は、歩行者側の信号機も「青」になってます。つまり歩行者も、車が横切るのと同じ横断歩道を渡ってるんです。こんな時、ドライバーは対向車や信号機ばかりに気が行って、横断歩道にまで十分な注意が向いてません。

中でも右折の時は、どんどん流れてくる対向車の隙間をぬって右折するんで、危険度がかなり高いです。信号の替わり目なんかになると、歩行者や自転車も急いで横断歩道を渡ろうとしてます。元気の有り余っている中高生なら、「全速力で走ってきてあらぬ方向から「斜め」に横断歩道を渡る」なんて荒業を仕掛けてくる子も多いです。

時間差で先に歩行者側の信号機が「赤」になる

場合によっては先に歩行者側の信号機が「赤」になり、車側だけ「青」のままなんてこともあります。

こんな時も安心はできません。「歩行者用信号機は赤になったけど、車用は青だからまだ渡れる!」とばかりに無理やり横断歩道に突っ込んでくる歩行者や自転車も少なくないからです(僕も子供のころにやってました)。

こんな状況で車の方も加速しながら乱暴に右折するなら、トラブルになる可能性はかなり高いです。たとえパッと見は横断報道に歩行者がいなくても、いつ何時、どこの死角から突然人が飛び出してくるかしれたもんじゃありません。

交差点を右折しながら安全に通過する方法

交差点を右折してその先の横断歩道を横切る時は、あらかじめ交差点の中央で一時停止して、対向車と横断歩道上の歩行者を確認した後、ゆっくりと徐行で右折するのが一番安全です。「後ろの人にクラクションを鳴らされるのが嫌だから、ちょっと強引なタイミングで突っ込んでやろう」なんてのはいけません。

もちろん、横断歩道やその周辺に歩行者がいる時は、歩行者の間をすり抜けたりジワジワ近づいたりしちゃいけません。そんな時は交差点の中央、右折待ちゾーンに停車して歩行者や自転車が渡り切るのを待ちましょう。

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交差点周辺の状況をしっかりと安全確認する

交差点を右折で通過する時、「前の車にピッタリと付いて曲がれば安心」とばかりに、車間距離をギリギリまで詰めて曲がる人がいます。しかし、交差点で確認しなければならないのは先行車ばかりではありません。しかも、たまたまあなたの前にいるその車のドライバーが信頼できる人なんて保証はまったく無いのです。

例えば、前の車が自分の車一台分ギリギリのスペースを見つけて強引に右折している場合。あなたの車は対向車と接触して事故を起こす可能性が非常に高いです。こんなギャンブルのような運転をしても、目的地に到着する時間はほどんと変わりません。交差点を右折で通過する時は、必ず自分の目で安全を確認してから通過するようにしましょう。

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無理なタイミングで交差点に進入すると取り残されることも

右折をする先行車が、交差点の中央で対向車の通過を待っている時、停止線を超えて無理に交差点に進入するのはやめましょう。信号が「赤」になっても対向車がドンドン直進して、あなたの車が交差点内に取り残されてしまう事があるからです。

特に車線の多い大きな交差点では、青信号になった左方向からの車輌が交差点内に進入して、あなたの車の進行を妨げる可能性が高いです。こんな時には速やかに交差点から脱出するか、もしくは出来るだけ安全な場所で流れが途切れるのを待つしかありません。

こういったトラブルを未然に防ぐには、交差点内に無理なタイミングで進入しないことが大切です。特に、信号が「黃」になったタイミングでの無理な進入はやめましょう。

大きな対向車の後ろにも注意をはらう

最近は背の高い軽自動車やSUV、ミニバンなど、普通に走っている車の中にも比較的大柄な車が多いです。こういった大きな車の後には死角が多く、小さな小型車やオートバイが隠れている事があります。

交差点で対向車にこのような車がいる時、この車の左折のタイミングに合わせて自分も右折をするのは危険。万が一、対向車の後に小型車やオートバイが隠れていた場合、接触事故につながる可能性が高いからです。

こんな時は、小さな隙間を見つけた無理やり右折するのでは無く、十分な余裕を持ってゆっくりと確実な右折を行ってください。

交差点では早めのレーンチェンジを

交通量の多い交差点の中には、直進レーンの他に右折レーンや左折レーンなど、複数の車線が設置されていることがあります。このような交差点で、周りの予想に反するような急激な動きをするのは危険。交差点に進入する時はあらかじめ自分の行きたい方向をイメージしておき、早め早めのレーンチェンジを行うことがスムーズに交差点を通過するためのコツです。

また、レーンチェンジの時には早めにウィンカーを点灯して、周囲に自分の意志を伝えることも大切です。早めにウィンカーを出すと進路をブロックしてくるおかしなドライバーもいますが、こんな人を相手にする必要はありません。その車のすぐ後には急加速によってスペースが開いているはずですので、ここに合流させてもらいましょう。

右折は安全なタミングで

交差点で右折をする時。「無理やり右折を始めれば、多分、対向車の方で止まってくれるだろう」とか「減速してくれるだろう」といった憶測による強引な運転も危険。もちろん、多くの場合は対向車がこちらに気付いて減速なり停止をしてくれるでしょう。

しかし、こういった行為は、9割とか8割の比較的当たりやすいクジに自分の命を掛けているようなモノ。「たまたま対向車がよそ見をしていた」とか、「居眠り運転をしていた」といった場合は、取り返しがつきません。右折をする時は対向車の減速に期待して曲がるのではなく、確実な安全を確認してから曲がるようにしてください。

信号機のない交差点を通過する時の注意点

信号機の無い交差点を通過する場合。一旦停止の表示や標識のある方が道を譲り、標識の無い方に優先権があります。といっても、こういった交差点では見通しが悪いことが多いです。優先権のあるドライバーも、安全を確認しながら徐行で通過してください。

中には「どちらの進路にも一旦停止の標識が無い」といった交差点もあります。このようなケースで「優先権」が与えられるのは左側の車。もちろん、この場合も優先権の有無にかかわらず、しっかりと安全確認を行ってから通過しましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)