新型 スズキ スイフト ハイブリッド SL(4代目)【評価レビュー】フルハイブリッド化によって得た、パワフルで上質な走り [DAA-ZC43S]


今回の【評価レビュー】は「新型 スズキ スイフト ハイブリッド SL(4代目)」を試乗レポート。
2016にモデルチェンジしたコンパクトサイズの5ドアハッチバック。この「ハイブリッドSL」は2017年に追加された新グレードです。

先行して発売されているマイルドハイブリッド版とは異なり、駆動用モーターと5速AGSによるフルハイブリッドシステムを搭載。モーターの駆動力を活かしたスムーズで力強い走りを実現しています。ちなみにこのハイブリッドシステムは「ソリオ ハイブリッド」に搭載されるものと全く同じシステムですが、スポーティなスイフトに合わせて変速制御が若干変更されています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

スポンサーリンク

外観

全長3840mmX全幅1695mmX全高1500mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2450mmとなります。

フロント

張りのある面で構成されたフロントノーズに、つり目のヘッドライトと大型グリルが組み合わされ、スポーティで愛らしい表情を形づくっています。

スイフトのイメージを残しつつ、新しい魅力を加えることに成功しています。

サイド

短く切り詰められた前後オーバーハング(ホイールからボディ端までの長さ)。ぶ厚いサイドパネルに、ブラックアウトされたピラー(柱)によるフローティングルーフ(浮いたように見える屋根)によって、キビキビとした軽快感と上質さを表現しています。

リア

ワイド感を強調するリアコンビランプに、ふくよかなヒップライン、ギュッと絞りこまれたキャビン(居住空間)が相まってスポーティで力強いリアセクションを構成しています。

スポンサーリンク

内装

プラスチッキーな質感を活かしたシンプルな内装。短いノーズにアップライトなポジションが組み合わされた、運転のしやすい車です。

シート

前席は立体的なシート構造に、しなやかなたわみのあるクッションを装備。中距離(30km)程度であれば快適に移動することができます。

荷室

コンパクトカーとしては標準的な荷室容量。家族4人であれば、1泊2日旅行くらいは可能です。7:3でシートバックを倒すことによって、さらに広い荷室を確保することもできます。

静粛性

ハイブリッドシステムによって、エンジンノイズは小さく抑えられています。ロードノイズ、風切音はクラス標準レベル。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

1242ccの直列4気筒DOHCエンジン+電気モーターに、5速ATが組み合わされます。
エンジンは、91ps/6000rpmの最高出力と、12.0kgf・m/4400rpmの最大トルクを発揮します。
また電気モーターは、14psの最高出力と、3.1kgf・mの最大トルクを発揮します。
車両重量960kg。JC08モード燃費は、32.0km/lとなります。

エンジンと電気モーター

低速からフラットなトルクを発生する扱いやすいシステム。基本的にエンジンとモーターが協調して働くため、ハイブリッドカーならではの違和感はありません。ごく普通のコンパクトカーとして乗ることができます。

吹き上がりの良いエンジンにダイレクト感溢れる5速AGS、トルクフルな電気モーターのサポートが加わり、鋭いレスポンスを発揮します。どの回転域からも軽くアクセルを踏み込むだけで、瞬時に必要なトルクを取り出すことができます。思った通りの運転をするためにはこういった細かな制御の積み重ねが必要で、結果的に楽しさや快適性を感じることにも継っています。

トランスミッション

マニュアル・トランスミッションに近いギア機構を、AIの自動制御によって変速する5速AGSを装備。MTのダイレクトな気持ちよさと、ATの利便性、スムーズさを両立しています。

変速時には電気モーターによるサポートが介入するため、シングルクラッチならではのギクシャクとした挙動も上手く抑え込まれています。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

乗り心地

ハイブリッド化による重量増と、しなやかな足回りのセッティングによって、重厚感あふれる快適な乗り味を実現しています。

高速域での安定性も比較的高く、まっすぐに直進します。

ハンドリング

穏やかなロール感を伴う自然なステアリングフィール。軽快な反応の良さとしなやかさが上手くバランスしており、運転することが楽しくなります。

【評価レビュー】のまとめ

「ハイブリッドSL」は、スポーティなコンパクトハッチバック「スイフト」に新しく追加された「フルハイブリッド」グレード。

軽快感溢れる快適な乗り味を持つ標準グレードをベースに、駆動用モーターとシングルクラッチによる「5速AGS」が組み合わされます。

ハイブリッドシステムの搭載によってスムーズで力強い走りを実現。さらに、重量の増加によってしなやかで上質な乗り味まで得ています。

ハイブリッド化による価格上昇を燃費効率の高さだけで取り返すことは難しいですが、このハイブリッドSLには、その価格の高さにふさわしいパワフルで上質な走りがあります。

「コンパクトカークラスで、パワフルで上質な走りを求めている」とか、「アクアやフィットでは面白くない、個性的で楽しいコンパクトカーが欲しい」といった人にピッタリな車です。

中古車市場では

フルハイブリッドシステムを搭載する「スイフト ハイブリッド」は登場したばかりなので、中古車市場に商品自体がほとんどありません。マイルドハイブリッドシステムを搭載する2017年式「スイフトRSハイブリッド」なら、200万円前後となります(2017年12月現在)。

価格

価格 | 1,949,400円(消費税込み)

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。