【試乗レポート】スズキ ソリオ HYBRID MZ すきまニーズにぴったり[DAA-MA36S]

初代ソリオはワゴンRをストレッチして作られていましたが、今回のソリオはワゴンRというよりも、軽自動車のスペーシアに近い外観です。
公式発表はありませんが、おそらくスペーシアをベースにしているのではないでしょうか。
クラスはヴィッツやフィットと同じBセグメントです。

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外観

兄弟車のバンディッドとの違いは外観のみです。
初代ソリオは単純にワゴンRのデザインをそのままストレッチして使っていたので、ちょっとイビツで不自然なデザインでした。
今回は初代ソリオと異なり、細かいボディデザイン処理でワゴンRやスペーシアとの違いを演出しています。
「ワゴンRのような形をしているのに、なんか違うなあ」という違和感がありません。

特にデザインが近いスペーシアとの違いを中心に見て行くと、ヘッドライトとグリル回り、サイドのキャラクターライン、リヤコンビランプ、キャビンのピラーやグラスエリアが専用デザインとなっています。
全体のシルエットが同じでも、各パーツのデザイン処理でまったく違った車に見えるんですね。
特にライト周りのデザインで印象ががらっと変わります。

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内装

スクウェアなボディ形状と先代より若干広がった車幅により車内は広々です。グラスエリアが大きいので視界が広く気持ちいいです。
内装の質感はヴィッツなどのライバルと同レベルで、シートの座り心地もクラスの標準的レベルです。
なんとこのクラスでは珍しい、シートヒーターが運転席に装備されています。寒い日にはとても嬉しい装備です。
後部座席は足が組めるほど広々で、リクライニング機能も備えています。
荷室もスクウェアな形なので、見た目よりも沢山積めます。

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エンジンとミッション

1.2Lエンジンとハイブリッドの組み合わせです。一番安いグレードだけガソリンエンジン仕様となります。
このハイブリッドは、メーカーの解説を見ても「Sエネチャージ」と同じ仕組みだと思うんですが、ソリオでは「マイルドハイブリッド」と呼称しています。
高効率化されたデュアルジェットエンジンは爽やかな回転フィールで、トルクもあって乗りやすいエンジンです。
組み合わされるCVTとのマッチングもよく、トルクのつきも申し分ありません。スムースに加速して行きます。
アイドリングストップからの復帰はとてもスムーズで、違和感や騒音は少ないです。Sエネチャージと同じ仕組みを使っているのでしょう。

足回りとハンドリング

新しいプラットフォームの採用で、1トンを切る車重950kgを実現しています。
乗り心地はソフトでしなやかです。軽自動車のプラットフォームを使って、よくここまで上質なモノが出来たなと関心しました。
騒音やタイヤノイズもよく抑えられています。
軽量高剛性ボディと、刷新されたリアサスペンションの効果で、切れとコシのあるリニアなハンドリングです。安っぽさはありません。
車高が高いわりにロールは少なく、低重心な身のこなしです。

評価のまとめ

特に大きな欠点もない優等生ですが、とくにこの車でなくてはという説得力が希薄です。
ワゴンRよりあらゆる物が上質ですが、それは国産同クラスのライバルも同じです。
税金が高くなったとはいえ軽自動車のスペーシアの方が、ランニングコストは安いです。

ただ、このクラスは大手自動車メーカーの激戦区です。
スズキのような小さな会社が、正面から攻め込むのは少し不利かもしれません。
「軽自動車は乗りたくないが、ランニングコストはできるだけ抑えたい、しかも車内は広々使いたい」という、市場の隙間に取り残されている客層を狙った、スズキお得意のすきま戦略なのでしょう。

主要諸元と価格

全長X全幅X全高 | 3710mmX1625mmX1745mm
JC08モード燃費 | 16.0km/l
価格 | 1,840,000円(税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)