スズキは、民間月面探査チーム「HAKUTO」の開発した月面探査機(ローバー)を展示!【東京モーターショー2017】

スズキが技術支援した月面無人探査機

スズキは、2017年10月25日から11月5日にかけて開催されていた「東京モーターショー2017」の会場で、民間月面探査チーム「HAKUTO」の開発した月面探査機を展示していました。

この探査機は、世界初のロボット月面探査機によるレース「Google Lunar XPRIZE」に出場するために開発されたマシンです。

スズキは、世界初の月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に挑戦するチームHAKUTOを応援しています。

引用:スズキ公式サイト

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「Google Lunar XPRIZE」とは

「Google Lunar XPRIZE」とは、アメリカの民間財団「XPRIZE」が主催する「ロボット月面探査機によるレース」のことで、メインスポンサーはGoogle社がつとめます。

このレースの主なミッションは、「民間の開発による月面無人探査機を月面に着陸させる」、「着陸地点から500M走行する」、「月面で撮影した画像、動画、データを地上に送信する」の3つ。このミッションをどのチームが一番早く達成できるか、その速さを競うレースです。

このレースに有償したチームには、なんと20,000,000ドル(約22億5千万円)。準優勝チームでも5,000,000ドル(5億6千万円)の賞金が送られます。

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「HAKUTO」とは

この「Google Lunar XPRIZE」に、日本から唯一参加しているのがチーム「HAKUTO」。

月面に無人探査機を送り込むには、その重量に対して膨大な費用がかかります。つまり、丈夫な構造とミッションをクリアするための最低限の性能を維持しながら、なるべく車両重量を軽量化する必要があるのです。

そこでチーム「HAKUTO」は、自動車の軽量化と悪路走破性、ボディ構造に長年の技術と知見を持つスズキ自動車に技術支援を要請。今回の「Google Lunar XPRIZE」に、スズキ自動車も技術パートナーとして参加する事になったという訳です。

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会場に展示されていたのは、実際に打ち上げるフライトモデル(おそらくモックアップ)

東京モーターショーの会場に展示されていたのは、このチーム「HAKUTO」が開発した無人探査機のフライトモデル(実際に打ち上げるための最終モデル)。まあ、ショーケースには何も書かれていませんでしたが、実際の打ち上げが2017年12月ですから、本物の探査機ではなく予備機かモックアップでしょう。

レースが行われる月面はパウダー状の滑りやすい砂地です。「HAKUTO」の無人探査機は特殊なホイールとリンク構造によって、がっちりと地面を捉え駆動力をしっかりと伝達、月面の荒れた地面を力強く走破します。この足回りこそ、スズキの技術支援によりもたらされたものです。

スペック

項目 スペック
車両重量 4kg
全長x全幅x全高 580mmx536mmx358mm
ボディ素材 カーボンファイバー
電力源 太陽電池
稼働可能温度 -40℃〜100℃

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クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

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記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)