車社会と言われる現代の日本社会では、色々な人が免許を取得して車を運転しています。
そのため、中には乱暴な人や運転の極端に下手な人など、なるべくなら近づかない方がいいドライバーもいます。
こういったドライバーの頭の中を覗くわけにはいきませんが、ある程度、その車の様子や動きを観察することで危険度を計ることができます。
今回は、どんな車が危険なのか、見分けるための方法をいくつか紹介したいと思います。
左車線を走るタクシー
左車線を走るタクシーは、いつどこで急に止まるか予想がつきません。特に空車の場合は、路肩にお客さんを見つけたタクシーがいきなり急停車する事も考えられます。
そのため、タクシーが左車線を走っている場合は、急に止まる事をある程度予想して、少し車間距離を開けて追走したほうが安全です。
仕事で使われる営業車
営業車と呼ばれるプロボックスなどの商用バンも注意が必要です。営業車は自分の車でないため、車の扱いが雑になりがちで、その結果他車との接触の可能性も高くなります。
また仕事上の事でイライラとしていたり、納期に間に合わすために猛烈に飛ばしている事もあります。
フラフラと走る車
高速道路でフラフラと走る車は、多くの場合、居眠り運転や飲酒運転の可能性が高いです。そのため、こういった車の後ろに付けたら十分以上の車間距離を保って走るか、一気に加速して抜き去るのが賢明です。
クラクションやパッシングで目を覚まして上げるのも良いですが、人によっては逆恨みをされてトラブルとなる可能性もあります。
ブレーキをやたらと踏むドライバー
やたらと前車との車間を詰めて、頻繁にブレーキを踏む車にも注意が必要です。前車を煽っている場合はトラブルに巻き込まれる可能性がありますし、単に車間距離が保てず頻繁にブレーキを踏んでいる場合は、相当技術レベルが低いドライバーですので、この場合も車間距離を十分に開けておいた方がいいでしょう。
もちろん、前車がいないにも関わらずやたらとブレーキを踏みまくっている場合も、運転が下手な注意すべきドライバーです。
煽られても平気なドライバー
前車との車間を極限まで詰めて煽るドライバーも危険ですが、煽られているにも関わらず、平然と法定速度で走っているドライバーにも注意が必要です。
煽ってくるドライバーにイラついてわざと法定速度で走るドライバーもいるでしょうが、中には後ろの様子をまったく気にしていないため、煽られても平気なドライバーがいるからです。
この場合は周りの状況に十分な注意をはらう事のできない、未熟なドライバーの可能性が高まりますので、十分な車間距離を開けておきましょう。
言うまでもありませんが、自分が煽られた場合は意地になって法定速度で走り続けるのではなく、素直に道を譲ってください。わざわざ他人の車を煽ってくるような人に、まともな人間がいるはずないからです。