アウディ・ジャパンは、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されていた「東京モーターショー2017」の会場で、新型「アウディ RS5 Coupe」を展示していました。今回も会場で撮影した写真とともにレポートします。
※「東京モーターショー2017」の会期は2017年10月25日から11月5日。その内一般公開は10月28日から11月5日まで。
新型Audi RS 5 Coupé は、RSの新しいデザインイディオムによる最初のAudi Sportモデルです。搭載する新開発の2.9 TFSI バイターボエンジンは最高出力331kW(450PS)、最大トルク600Nmを発揮。その強大なパワーは、標準装備のquattroドライブシステムにより、4輪すべてに振り分けられます。
「アウディ RS5 Coupe」の概要
初代「アウディ RS5」は、アウディのスポーツ部門を手がける「quattro社」が設計、チューンした「アウディ A5」のホットバージョン。
今回モデルチェンジした2代目「アウディ RS5 Coupe」は、その「quattro社」が「アウディ・スポーツ社」と名前を変え、初めて手がけるスポーツモデルです。
ベース車輌は初代と同じ「MLBプラットフォーム」を持つ「アウディA5」。モデルチェンジによって先代よりも一回り大きくなったものの、エンジンがV6にダウンサイジングされボディも軽量化されたため、合わせて60kgのダイエットに成功しています。
搭載されるパワーユニットは、ポルシェ社と共同で開発した2.9L・V6ツインターボ。パナメーラにも搭載されるスポーツユニットですが、RS5に搭載されるにあたってはさらにファインチューニングが施され、最高出力450馬力に最大トルク61.1kgf・mを発揮します。
これにアウディ自慢のフルタイム4WD機構「クワトロシステム」と、トルコン式の8速AT(ZF社製)が組み合わされます。その他には状況に応じて走行特性を制御する「アウディ・ドライブセレクト」や、電子制御可変ダンパー「ダイナミック・ライド・コントロールシステム」といった最新デバイスも惜しみなく投入。A5シリーズの最上級モデルにふさわしい超高性能ラグジュアリー・クーペです。
「アウディ RS5 Coupe」の外観
フロント
低く身構えたフロントノーズに、RSグレードを象徴するハニカム式シングルフレームグリル。シャープなLEDヘッドライトと、ダイナミックなフロントバンパーが組み合わされ、スポーティで上質なフロントフェイスを形づくっています。
サイド
短いフロントオーバーハングに、ロングノーズ&ショートデッキ。20インチ大径アロイホイールを装備する、エレガントで美しいサイドビュー。
アロイホイールは、2種類から好みのデザインを選択することができます。
リア
低くワイドなリアエンドに薄型リアコンビランプ。滑らかな線で構成されたヒップラインが対比され、上質なスポーツ感を演出。
さらに二本出し大径エキゾースト・パイプフィニッシャーが、RS5の特別感を感じさせます。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
パワーユニット | 2893cc・V型6気筒DOHCツインターボ |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | フルタイム4WD(4輪駆動) |
最高出力 | 450ps/5700-6700rpm |
最大トルク | 61.1kgf・m/1900-5000rpm |
全長x全幅x全高 | 4725mmx1860mmx1365mm |
ホイールベース | 2765mm |
車両重量 | 1760kg |
ボディタイプ | 2ドア・クーペ |
メーカー希望小売価格
12,570,000円(消費税込み)