2017年10月25日から11月5日にかけて、東京ビックサイト(東京都江東区有明)で開催されていた「東京モーターショー2017」。
ホンダはこの会場で、同年9月29日より販売されている「ホンダ シビック タイプR」を展示していました。
「ホンダ シビック タイプR」の人気は凄まじく、人をかき分けて写真を撮るのにも大分手こずらされました。今回は会場で撮影したその写真とともにレポートします。
Hondaは、新型「CIVIC(シビック)」シリーズの3タイプ、「シビック ハッチバック」、「シビック セダン」、「シビック TYPE R(タイプアール)」を9月29日(金)に発売します。
引用:ホンダ公式サイト
「ホンダ シビック タイプR」の概要
「タイプR」は、元々初代NSXから用意されていたグレードで、エンジンや足回りのチューニング、および軽量化が行われたスポーティなバージョンです。
その後「インテグラ」から「シビック」へと展開されていましたが、今ではこの「シビック」を表す代名詞的なグレードにまで成長。日本市場への導入が見送られた先代シビックにおいても、限定車種として「タイプR」だけは販売が続けられていました。
先代までのタイプRは、ベースとなる標準グレードを開発した後、そこから足回りやエンジンに手を入れる事で刺激的な走りを実現していました。
しかし、5代目シビックタイプRからはこの方針を大きく転換。ベースグレードと同時にタイプRの開発も進め、標準グレードの基本性能を向上させるとともに、タイプRの完成度も高めています。
「ホンダ シビック タイプR」のスタイリング
ベースグレードのメカニカルなデザインに、ド派手なエアロやフィニッシャーを惜しみなく投入。迫力にあふれるダイナミックなスタイリングです。
フロント
大きく牙をむく猛獣のようなフロントバンパーに、涼やかなつり目のヘッドライトが組み合わされ、スポーティでカッコいいフロントフェイス。
サイド
長めのフロントオーバーハング(タイヤからボディ端までの長さ)に短いリアオーバーハングが対比され、キレイな弧を描くルーフが相まって、キビキビとした軽快感と伸びやかさを表現しています。
リア
牙をモチーフとしたリアバンパーに、メカニカルなD字型のリアコンビランプ、大きなリアウィングが組み合わされ、塊感のある力強いリアエンドを構成。フロント以上にダイナミックな印象です。
主なスペック
項目 | スペック |
---|---|
エンジン | 1995cc・直列4気筒DOHCターボエンジン |
トランスミッション | 6速マニュアル |
最高出力 | 320ps/6500rpm |
最大トルク | 40.8kg・m/2500-4500rpm |
全長x全幅x全高 | 4560mmx1875mmx1435mm |
車両重量 | 1390kg |
JC08モード燃費 | 12.8km/l |
販売価格
4,500,360円(消費税込み)