年式が古い割に走行距離の少ない車は、「劣化が進んでいる」可能性が高い【中古車の選び方】

青い三菱EKワゴン

タクシーを始めとする商用車が何十万キロ走っても平気なのは、毎日エンジンを掛けっぱなしで一気に長い距離を走るからです。これに対して、私達が普段使っている乗用車は、朝と晩に数十分程度ずつ乗るのが普通です。その結果エンジンの調子を保つことが難しく、多くの場合は10万キロから20万キロ程度で寿命を迎えてしまいます。

といってもこれは普通車としてはごくありふれた使い方です。これに対してサンデードライバーの運転する車の場合は、週に数十キロも走りません。こんな極端に走行距離の短い車の場合は、さらに車の調子を落としやすくなり劣化の進み具合も早まります。車は一般的に1年で1万キロから1万2千キロ程度が理想的な走行距離といわれています。そのため、5年前の車にも関わらず、走行距離が1万キロ以下といった低走行車の場合はかえって注意が必要なのです。

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車の調子を良い状態で保つには

「車の調子を良い状態で保ちながら、長期間に渡って乗り続けたい」という場合は、できるだけ毎日車のエンジンを掛けて、数十分以上はしっかりと車に乗ってやることが大切です。

車を定期的に動かしてやれば、エンジンやトランスミッション、足回りなどの駆動部にしっかりとオイルが行き渡ります。また、車のボディを美しい状態で保つには、ガレージに入れたり、ボディカバーを掛けたりといった事が大切です。しかし、長時間に渡ってガレージに停めたままにしていると、車の中に湿気が溜まってボディ各部が劣化しやすくなります。

ボディカバーの場合は、地面からホコリや砂が舞い上がり、ボディとカバーの間に入り込んでしまいます。この状態でボディカバーが風に揺られると、ホコリや砂がコンパウンドの働きをして、ボディ表面に無数のキズを付けてしまいます。

また、地面から上がってきた湿気がボディカバーの内側に溜まり、ボディ内部にカビを発生させることもあります。一度ボディ内部にカビが発生すると、素人の技術でキレイにすることは難しいです。専門の知識を持った業者に高額の工賃を支払って処理をお願いすることになります。

ボディカバーを掛けっぱなしで長期間車を保管している場合は、天気の良い日にカバーを外し、しっかりと湿気を飛ばしてやる事が大切です。ついでに時間があれば、近所をグルリとドライブしておきましょう。

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エンジンやトランスミッションの場合

長期間に渡ってエンジンやトランスミッションを動かさないまま放置していると、せっかく駆動部や摩擦部に良い状態で付着したオイルが、時間とともに落下して無くなってしまいます。こんな状態で急にエンジンを始動すれば、駆動部の劣化や異常な摩耗は避けられません。サンデードライバーの場合は、これを毎週に渡って定期的に繰り返しているのですから、エンジンの劣化は想像以上です。

バッテリーも同じです。いくら高性能のバッテリーを搭載していても、定期的なチャージと出力を行っていないと、急激な劣化は避けられません。

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低年式、低走行車を気に入ってしまったら

このように、走行距離の極端に短い車の内部やボディには、劣化や消耗が必要以上に蓄積されています。そのため、中古車を購入する時は、年式と走行距離の関係性についても十分な配慮が必要なのです。5年前の車で走行距離が3000キロといったケースでは、一見、条件の良い掘り出し物を見つけたような気がします。しかし、実際には上記のような理由で十分な注意が必要になるのです。

もし、こういった低年式で走行距離の極端に少ない車を気に入ってしまった場合は、このブログで紹介している色々な「試乗チェック」を念入りに行い、不具合があった場合はどういった保証があるのか、業者との間で十分に話し合っておく事が大切です。加えて、納車前点検についてもサービスで付けてもらいましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)