車を毎日のように使っていると、自宅だけでなく、勤務先や旅先、買い物に行ったお店など、様々な場所で車を停めることになります。
こんな時、間違った車の駐め方をしていると、日に日にダメージが積み重なって、思わぬ不具合を車が抱えることになります。
今回は、こんな間違った車の駐め方とその対処法、出先での賢い駐車場の見つけ方について解説したいと思います。
地面が斜めになっている駐車場の場合
日本は車の数に対して、圧倒的に駐車場の数が不足しています。そのため、自宅や出先で車を停める時、仕方なく地面が水平でない場所に停めている人もいます。
ただし、こういった駐車方法を長年に渡って繰り返していると、車に思わぬダメージを積み重ねることになります。
出先でたまにこういった駐車場を利用する位ならそれほど気にすることもありませんが、自宅や勤務先で毎日のように駐める場合は、それに合わせて駐車方法も工夫した方が無難です。
例えば、左右で高さの違う場所に駐める時は、車を駐める向きを日ごとに変え、月曜日に右を高くして駐めていた場合は、次の火曜日は逆から車を入れ、左を高くして駐めるといった具合です。これなら、車のどちらかにダメージが蓄積されることもありません。
コレと同じように、坂道など、車の前後に大きな傾きが出来る場所に駐める時も、日毎に車の前後を入れ替え、同じ向きばかりで駐めることのないように配慮が必要です。
地面が土や砂利など、湿気を含みやすい駐車場の場合
また、駐車場の地面が土や砂利など、水気を含みやすい場所での駐車も注意が必要です。雨が降った後、こんな場所に長時間車を駐めていると、車の下から水分が蒸気となって侵入し、車の内部を錆びやすい状態にしてしまいます。
こんな場所に車を駐める時は、なるべく雨が降った後の晴れの日は車を出してドライブを楽しみましょう。こうする事で、車がいなくなった駐車場の地面は乾きやすくなりますし、車の内部に溜まった湿気も走行中の風でキレイに吹き飛ばすことができます。
出先での賢い駐車場の見つけ方
出先で駐車場が見つからないことは、日本ならよくあることです。こんな時は、適当な場所を見つけて路上駐車するしかありませんが、道が狭くて混雑している場合はどうしようもありませんね。
そこでオススメしたい裏技として、近くの交番のお巡りさんに相談するという方法があります。お巡りさんとしても路上駐車を助長するわけにはいきませんので、とっておきの駐車場所を教えてくれるかもしれません。
それでも見つからない場合はガソリンスタンドで給油をして、その替わりとして少しの間くるまを預かってもらいましょう。10分くらいの短い間であれば、嫌がることなく預かってくれる事が多いです。1000円~2000円程度の洗車をお願いすれば、作業自体に結構時間が掛かりますので間違いなく預かってくれるはずです。