自動車に関する出費が多い人や、近い内に新車を買う予定があるという人なら、自動車メーカーの発行するクレジットカードがお得です。
日本車の場合は、全メーカーでクレジットカードの取扱がありますが、ダイハツの場合はトヨタと同じ「TS CUBIC CARD」となります。
クレジットカードを使って貯めたポイントは、車検やアフターパーツの購入、新車や中古車の購入などに使うことができます。
そこで今回は、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研の3社が発行するクレジットカードを比較したいと思います。
「TOYOTA TS-CUBIC CARD」の場合
「TOYOTA TS-CUBIC CARD」は、トヨタ自動車の発行するクレジットカードです。
年会費について
「TOYOTA TS-CUBIC CARD」の場合、初年度の会費は「無料」ですが、2年目以降は、「1,250円」となります。
ポイントについて
お買い物「1000円」の利用で、「10ポイント」が付与されます。
キャッシュバックについて
貯まったポイントは、新車の購入なら、1ポイントに付き、「1.5円」。中古車や車検、サービス、カー用品の購入なら1ポイントにつき、「1円」のキャッシュバックが受けられます。
ETCカードについて
ETCカードの発行手数料、及び年会費は無料です。
その他、優待など
JAFへの連絡取次と実費負担金をサポートするサービス「ドライバーズサポート24」が付きます。JAFのロードサービスを受けても自走が出来ない時は、車の輸送費や宿泊費、自宅までの交通費などが一部サポートされます。
「日産カード」の場合
「日産カード」は、日産自動車が発行するクレジットカードです。
年会費について
「日産カード」の場合、初年度の会費は「無料」ですが、2年目以降は「1,250円」となります。
ポイントについて
お買い物「1000円」の利用で、「5ポイント」が付与されます。
キャッシュバックについて
貯まったポイントは、新車・中古車の購入時、1ポイントにつき、最大「3円」でキャッシュバックされます。JALやANAのマイルに交換する場合は、1ポイントにつき、最大「1マイル」となります。
ETCカードについて
ETCカードの発行手数料、及び年会費は無料です。
その他、優待など
ロードサービスから自宅までの交通費、宿泊費や車輌の輸送費、新車購入から1年以内の方限定の修理費用補助など、手厚いサポートが付いた「スーパーレスキューコール24」が付帯します。
その他に、整備・部品の購入が5%オフ。日産レンタカーの基本料金が15%オフとなります。
「Honda C-card」の場合
「Honda C-card」は、本田技研工業が発行するクレジットカードです。
年会費について
「Honda C-card」の場合、年会費は「1,500円」となります。
ポイントについて
車両購入・メンテナンスの利用で、「2%」のポイントが付与されます。ETCを使って高速料金を支払った場合と、カード加盟店で買い物をした場合は「1%」のポイントが貯まります。
キャッシュバックについて
貯まったポイントは、車検や点検に使う場合は、1ポイントにつき「1円」。新車や中古車の購入の場合は、1ポイントにつき「2円」のキャッシュバックが受け取れます。ただし、楽天Edyに交換する場合は、10ポイントにつき「1円」となってしまいます。
ETCカードについて
ETCカードの発行手数料、及び年会費は無料です。
その他、優待など
トラブルが起きた時に連絡すると、登録してあるJAFや任意保険のデータと照合して、最適な対処が行われます。JAFや任意保険のロードサービスが使えない時は、有料でロードサービスの派遣が受けられます。
まとめ
このように、各自動車メーカーの発行するクレジットカードは、そのメーカーによってメリットも様々です。既にあなたが自動車を所有していたり、新しい車の購入予定があるのなら、迷わず、その自動車メーカーの発行するクレジットカードを作ってみましょう。ただ漠然とお金を支払うよりもぐっとお得になるはずです。
特に自動車にまつわる出費は高額になりがちです。わずか数%の違いが大きな金額の差となって戻ってくる事になります。
この他に、マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツについても、それぞれの専用クレジットカードが用意されています。これらのカードについては、後日あらめて紹介したいと思います。