新型 シトロエン C4 フィール ブルーHDi(2代目)【試乗評価】 古典的フランス車の乗り味、ひそかに楽しむフランス車のエスプリ [LDA-B7BH01]

今回は「新型 シトロエン C4 フィール ブルーHDi(2代目)」を試乗レポート。
2010年にフルモデルチェンジしたMクラスの5ドア・ハッチバックです。日本市場では2011年より販売されています。

2015年にマイナーチェンジが施され、搭載エンジンとトランスミッションのアップデートが行われています。

従来、3ドアハッチバックと5ドアハッチバックが同時に発売されていましたが、今回のC4は5ドアハッチバックのみとなります。

ただし、3ドアハッチバックは、その後発売された「DS4」専用ボディとしてラインナップされています。

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外観

全長4330mmX全幅1790mmX全高1490mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2610mmとなります。

フロント

ダブルシェブロンと眼力の強いヘッドライトが装備されるものの、シトロエンとしては至ってコンサバなフロントフェイスです。

サイド

フロントオーバーハングの長いノーズに、ロングキャビン、短く切り詰められたリアエンドが組み合わされます。メリハリのあるキャラクターラインと相まって、野生動物のような躍動感を感じさせます。

リア

小さなリアウィンドウに、丸くキュートなヒップライン。L字型の端正なリアコンビランプがレイアウトされ、知的でクリーンな印象です。

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内装

大きなグラスエリアを持つ、見晴らしのいい運転席。ボディの見切りも良好で、狭い路地でも思い切って車を寄せることができます。

質感の高い樹脂と鈍く輝くメタル素材が組み合わされ、清潔感あふれる上質な室内です。大きなステアリングには、緻密さとユーモラスさを併せ持つ、趣味の良いデザインが与えられます。

シート

たっぷりとしたストロークと適度なコシで、ドライバーの身体を包み込むように支えます。長時間ドライブでも疲れにくいシート構造です。

リアシートにはフロントよりもやや平板なデザインが与えられます。ただし、サイズ、室内空間ともに充分なゆとりが確保されているため、座り心地に不足はありません。長距離ドイライブにも対応する快適なシートです。

荷室

たっぷりとした容量の荷室が確保されています。家族4人であれば2泊3日旅行も可能です。

静粛性

坂道や加速を必要とする場面では、ディーゼルエンジン特有のノイズが盛大に車内に侵入してきます。

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エンジンとミッション

1560ccの直列4気筒SOHCディーゼル・ターボエンジンに、6速ATが組み合わされます。
エンジンは、120ps/3500rpmの最高出力と、30.6kgf・m/1750rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1380kg。JC08モード燃費は、20.2km/lとなります。

エンジン

1.6Lのディーゼル・ターボエンジンで前輪を駆動。低速からたっぷりとしたトルクを発揮するため、日常領域ではキビキビとした使い勝手の良さが光ります。

古いディーゼルエンジンがベースとなっているため、ノイズやバイブレーションが少々大きめです。ただし、高速域ではガソリンエンジンに近い静粛性を保ちます。

トランスミッション

トランスミッションには、アイシンAW製の6速ATが装備されます。ロックアップ領域の大きい、ダイレクトなフィールです。変速ショックも明快で、スポーティかつリズミカルに走りたい人にはピッタリなトランスミッションです。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

足回り

たっぷりとしたストロークを持つしなやかな足回り。といっても柔らかすぎてフワフワとすることもありません。適度に引き締まった快適な乗り心地です。

路面の段差でも衝撃を見事に吸収して、不快な振動を車内に伝えることはありません。

ハンドリング

緩やかなロールを伴った、古典的なフランス車の乗り味。サスが沈み込んだところでしっかりと手応えを増すため、気持ちよくコーナーをクリアすることができます。

ステアリングスピードはスローな部類ながら、車の挙動は常にリニアで自然。ドライバーの入力に対して素直にボディが反応して向きを変えます。

評価のまとめ

ライバルは同じセグメントに属する、プジョー308とアクセラのディーゼル搭載車です。

この中でシトロエンC4には、古典的なフランス車の味わいを残すエンジンフィールと、ゆったりとした乗り味にその魅力があります。

ただ、個性的でアバンギャルドなスタイリングを持つ兄弟車の「シトロエンDS4」に比べ、C4のスタイリングは至って保守的で大人しいものです。

といっても良く目を凝らして見れば、そのディティールやリアエンドに、シトロエンらしい濃密なエスプリが感じられます。

そのため、「古典的フランス車のような味わいのある快適な乗り味が好みで、人や荷物をたっぷりと積んで足代わりにガンガン使いたい」とか、「フランス車らしい濃密なデザインも密かに楽しみたい」と考えている人にピッタリな車といえます。

価格

価格 | 2,790,000円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)