長距離ドライブでは、ルート設定ひとつで疲れるドライブになったり、楽しくスムーズなドライブになったりと大きな違いが生まれます。
山側を走るか、海側を走るか
例えば、伊豆半島を一周するようなドライブを計画する時、半島を反時計回りに「沼津~西伊豆~下田~伊東~熱海」と巡るルートがオススメです。
このルートなら、常に山側の車線を走ることができるため、道の細い場所で大きな車とすれ違う時、山側の安全な場所へ車をかわす事ができるからです。
もちろん、道路がしっかりと整備されている場所であれば、こういった心配はいりません。逆に、助手席の同乗者に素敵な海の景色を楽しんでもらうため、統計周りのルートを辿るといった考えもあります。
これは、どちらのルートが正しいと言っているわけではありません。せっかくなら目的に合った最適なルートを選択して、ドライブを存分に楽しんでほしいという事です。
往路と復路でルートを変えてみる
ドライブが長距離に及ぶ時、同じルートを往復するのではちょっと味気ないですね。かといって一日たっぷり遊んで疲れきった身体で、遠回りをして帰るのもちょっと面倒くさいです。
こんな時は、往路で少し遠回りになるルートを選び、復路ではなるべく速く帰ることのできる簡単なルートを選択します。
往路のイメージよりも復路が簡単であればある程、余計にドライブが楽に感じられるというメリットもあります。
太陽を背中に背負うと目が疲れない
具体的なルートや目的地が無く、ただなんとなくドライブを楽しみたいといった時には、午前中は西に向かって走り、午後になったら東へ帰宅するといったルートがオススメです。
このルートなら、常に太陽を背中に背負って走ることができるため、直射日光で目を疲れさせることがありません。特に夏は直射日光が強いため、一日中強い日差しにさらされる事になりますので、このちょっとした気遣いが大きな疲れの差となって現れます。
山岳ドライブは朝の早いうちに出発する
山にドライブに出かける時は、「早出、早着」が基本です。具体的には、朝、日の出とともに出発して、昼前に目的地に到着するくらいが理想です。
山の天気は変わりやすいため、特に午後になると、ガスが立ち込め、せっかくの眺望が台無しになる事が多いのです。
秋ろーは、朝の白み始めるあの雰囲気が大好きなので、暗いうちから出発します。その後、空が白み始めたらコンビニやサービスエリアに停車して、コーヒーを飲むと最高の気分に浸れるというわけです。