3代目 BMW 7シリーズ 750iL(E38)【旧型レポート】贅沢なフィールとエレガントな佇まい [E-GK50]

今回の旧型レポートは「BMW 7シリーズ 750il(E38)」です。
このBMW 7シリーズは、1994年にモデルチェンジが行われたLクラスの高級セダンです。

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外観

全長5125mmX全幅1860mmX全高1425mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは3070mmとなります。

この750iLはロングヴァージョンのため、全長5メートル以上にもなる巨大なボディを持ちます。ドライバーズカーとして使いたい人には、少し全長とホイールベースの短い740iなどの標準ボディがおすすめです。

専属の運転手がいて、自分はもっぱら後席にふんぞり返っているという人には、この750iLの方が広々としているので快適です。

フロント

当時大好評を得ていたBMW3シリーズと共通するイメージのフロントマスクが与えられています。

薄く横に長いキドニーグリルと四角い4灯ヘッドライトが組み合わされ、スポーティで精悍な印象です。

サイド

薄く長いボディに巨大なキャビン、ロングノーズに短く切り詰められたフロントオーバーハングが相まって、BMWならではのエレガンス溢れる世界観が表現されています。

標準ボディに比べてホイールベースが拡大されているにも関わらず、スポーティな印象を残しているのは流石BMWと言わざるを得ませんね。

リア

フロントフェイスと同じく、3シリーズのイメージが踏襲されています。ハイデッキ化されたトランクと角型のなだらかなRを伴ったリアコンビランプが組み合わされ、スポーティで都会的な佇まいをみせます。

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内装

がっしりとした質感の樹脂に上質な木目パネルが組み合わされ、BMWらしい質実剛健な高級感を表現しています。

メーターナセルにはBMW伝統の2眼メーターが装備され、使い勝手も良好です。

シート

若干薄型ながら、たっぷりとしたサイズ感を持った立体的な構造のシートが装備されます。コシ、張り、サイドサポートともに良好です。長時間座っていても腰が沈み込んで痛くなることはありません。

ショーファードリブンとして使われる車ですから、リアシートの構造にも手抜かりはありません。ゆったりとしたサイズ感を持った快適なシートです。

荷室

これだけ巨大なボディを持つセダンですから、荷室にもたっぷりとした余裕があります。家族4人で行くキャンプやバーベキューも余裕でこなすことができます。

静粛性

車内にはたっぷりとした遮音材が施されており、圧倒的な静粛性を誇ります。ただし、完全な無音にするような無粋なチューニングは施されていません。遠くで「コォー」と響くV12エンジンの鼓動が、いい車に乗っている実感を盛り上げます。

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エンジンとミッション

5379ccのV型12気筒SOHCエンジンに、5速ATが組み合わされます。
エンジンは、326ps/5000rpmの最高出力と、49.9kgf・m/3900rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量は2040kgです。

エンジン

この巨大なV12エンジンは、マルチシリンダーエンジンでしか味わう事のできないウルトラスムーズで上質なフィールを持ちます。パワー、トルクともにたっぷりと与えられているため、2t以上にもなる重量ボディを苦もなく加速させることができます。BMWのフィールが大好きだという人にぜひとも味わって欲しい素晴らしいエンジンです。

ただし、ボディはショーファードリブン(運転手付き)で運用されることを前提に設計されたロングヴァージョンですから、日本の街中では小回りが効かず苦労する事になるかもしれません。

トランスミッション

巨大なトルクを活かして、エンジン回転を低めに保ちながらゆったりと力強く変速していきます。超高級車にふさわしい上質なフィールのトランスミッションです。

足回りとハンドリング

前輪にダブルジョイント・スプリング・ストラット式サスペンション、後輪にはインテグラル・アーム式サスペンションが装備され、前後ともにスタビライザーで強化されています。

足回り

しなやかで上質な乗り心地です。Lクラスの巨大な車でありながら、スポーティな乗り味が保たれている点はいかにもBMWらしいところです。

ハンドリング

高級車らしい上質なロール感はあるものの、全体の動きが引き締まっているため、スポーティな身のこなしが可能です。

このロングヴァージョンでも十分BMWらしい走りは可能ですが、「よりスポーティな走りを楽しみたい」という運転好きの人には740iなどの標準ボディの方がオススメです。

評価のまとめ

ショーファードリブン(運転手付き)として設計された車でありながら、走る楽しさもしっかりと表現されています。ただし、物理的にかなり巨大なボディとなりますので、日本の街中で使うなら標準ボディの740iかさらに小型となる540iなどがおすすめです。

重量が2t以上となるため燃費が極端に悪いのも現代社会にはちょっと向きません。その分、マルチシリンダーエンジンの贅沢なフィールや室内の静粛性、圧倒的に上質な乗り味など、他の車では得る事のできない高級感があるのも事実です。

ボディスタイルにはBMWらしい都会的でスマートな佇まいがあり、一度所有することができれば「いい車だなあ」という大きな満足感を得ることができます。

価格

新車当時の価格 | 13,200,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)