ドアミラー(サイドミラー)とルームミラーを使って正確な距離感をつかむ方法3+4【運転のコツ】

ドアミラー

人間には2つの眼があるため、見ている物との距離が一瞬で分かります(左右の眼に映る画像が微妙に違うので、それを脳内で距離感として計算している)。車を停止線の前で停車させたり、何も考えなくても決められた白線の間を走行できるのは、この機能のおかげです。

ただし、ドアミラー(サイドミラー)やルームミラー(バックミラー)は映り込む範囲が狭いため、ぼーっと見ているだけではなかなか正確な車間距離がつかめません。ドアミラー(サイドミラー)やルームミラーによる距離感があいまいだと、進路変更がスムーズにできないし、縦列駐車をはじめとする駐車もやりにくいです。

そこで今回の【運転のコツ】では、そんなドアミラー(サイドミラー)やルームミラー(バックミラー)を使った、正確な距離感のつかみ方を解説します。

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ミラーを調整する前に、まずは正しいシートポジションを取る

ミラーを調整する前に、まずは正しいシートポジションをとりましょう。いくらミラー調整を頑張っても、目線がいい加減だと元も子もありません。ここは手を抜かず確実にやってください。

シートに腰を落としたら、お尻をしっかりとシートの奥まで押し込みます。ここで背もたれを立ち気味に起こしますが、シートの角度は背中が軽く背もたれにより掛かる位でちょうど良いです。

後はステアリングの頂点(12時の位置)を両手で握りこんだ状態で、背中が背もたれから浮き上がらないようにステアリングやシートの前後位置を調整します。この時、肘は軽く曲がる程度。ブレーキはしっかりと奥まで踏み込めるかもチェックしておいてください。

正しいシートポジションについては下のリンク先でもくわしく解説してます↓

参考:【運転のコツ】正しいドライビングポジション

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ドアミラー(サイドミラー)には自車のリアフェンダーを映り込ませる

正しいシートポジションがとれたら、次はドアミラー(サイドミラー)の調整です。ドアミラーの調整には「横軸(左右)」と「縦軸(上下)」がありますが、ここでは「横軸」からやります。

最近の車には、ドアミラーを調整するリモコンスイッチが付いてるので調整自体は簡単です。分からない場合は、自動車に備え付けのマニュアルで確認しておいてください。

まずはこのリモコンを操作して横軸方向にドアミラーを動かし、リアフェンダー(リアタイヤ周辺のボディパネル)がミラーに少し映り込む程度に調整します。

ドアミラーにリアフェンダーが映り込んでいると、それを元にして他の車との距離感がつかみやすくなります。逆にミラーにリアフェンダーが写り込んでいないと、ミラーに映る情報量自体は増えますが、自分の車と他の車との距離感がまったくつかめなくなるんです。

ドアミラー(サイドミラー)に白線や文字を入れることによって距離感をつかむ

「横軸(左右)」の調整が済んだら、後は「縦軸(上下)」の調整です。

ドアミラーのリモコンを操作して、地平線を基準に「空が1/3」くらい。「道路が2/3」くらい映り込むように調整します。日本では地平線が見える場所は少ないので、この辺は大体で構いません。

道路の割合を空より多くしているのは、道路上の白線や文字をなるべく多く映し込みたいからです。自分のリアフェンダーや他の車、道路上の白線や文字が同時に映り込んでいれば、これを目安にして自分の位置を把握しやすくなります。要するに、チラッと見ただけで距離感が分かるんです。

縦列駐車の時はドアミラーを若干下げる

縦列駐車をするには、ミラーの位置を基本ポジションからちょっとだけ下方向にズラします。目安としてはリアタイヤの一番下、道路と接地している部分が映り込むくらい。ミラーがこの位置なら、リアタイヤと駐車枠との位置関係が直接見えるので、自分の車がどのあたりにあるか正確に分かります。もちろん、普通に走る時はドアミラーを基本ポジションに戻します。

ちなみに最近は、ギアをリバース(後退)に入れるだけで、ドアミラーが自動的に下がるなんて凝った機構の車もあります。

ルームミラー(バックミラー)は、リアウィンドウ全体が映り込むように調整する

ルームミラー(バックミラー)で正確な距離感をつかむには、まず、ミラーにリアウィンドウ全体がピッタリと収まるように調整します。背の低いクーペなどリアウィンドウが小さい車は、リアウィンドウがちょうどルームミラーのど真ん中に収まるように配置します。

また、ベテランドライバーの中にはリアウィンドウの左半分だけをルームミラーに入れている人もいます。これは左後方の死角を抜けて左サイドガラスに入る車を見逃さないための工夫ですが、距離感を正確に掴むという点ではあまりオススメできません。特に慣れないうちは百害あって一利無しです。

ドアミラーやルームミラーを使って、後続車両との正確な距離感をつかむコツあれこれ

このように、いつも決まった位置にドライビングポジションとミラーの位置が調整されていれば、正確な距離感がつかみやすくなります。

左後方の離れた位置に後続車両がいるケース

例えば、ルームミラーに後続車が映っていて、左ドアミラーにも同じ車が映り込んでいる場合。こんな時は、左後方のかなり遠い場所に後続車両がいます。これくら離れていれば、左の車線への移動も安全です。高速道路を走っていて遅い車を追い越し、追い越し車線から走行車線に戻るタイミングも、このルームミラーに追い越した車が映り込んだ時です。

左後方の死角に後続車両がいるケース

逆にルームミラーにも左ドアミラーにも後続車両が映っていない場合は、左後方の死角、それも近い位置に後続車両がいる可能性があります。もちろん、なんの車両も走っていない可能性もありますが、さっきまで走っていた車両が急に見えなくなった場合は、死角に入っていると考えて直接左後方の死角を目視したほうが無難でしょう。

後続車両の速度を知る

ルームミラーから左ドアミラーへの移動時間によって、後続車両がどれくらいの速度で走っているかも大体の見当がつきます。ルームミラーから左ドアミラーへの移動が早い場合は、かなりの速度が出ていますので、焦らず後続車両が通り過ぎるのを待ちましょう。

ルームミラーに映り込む場所と大きさで後続車両の位置を知る

あとはルームミラーのどの位置にどれくらいの大きさで映り込んでいるか、確認するだけでも大体の距離感を掴むこともできます。これと道路上の白線を見比べれば、どの車線を走っているかも分かりやすいです。ただし、このあたりの見当については、これっといった基準があるわけじゃないので、ある程度経験を積んでなんとなく掴んでいくしかありません。

そうはいっても、ミラーの位置がいつも正確に調整されていれば、いつも同じ位置関係になるはずなんでそんなに難しいことはありません。逆に乗る度にミラーの位置が違えば、いつまでたっても正確な経験値は積み上がりません。時間だけを無駄に浪費することになるので、何度も言うようですがドライビングポジションとミラーの位置調整だけはしっかりとやっておいてください。

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)