電気・電子パーツクリーナーとは(概要と使い方)【ケミカル用品の紹介】

コンピューター基盤

電気・電子パーツクリーナーとは、電気基盤やセンサーなど電気系パーツにスプレーすることで、汚れを落としクリーニングするケミカル用品の事です。

自動車の電装系パーツには頑固な汚れが付着していることが多く、洗浄するのにも大きな苦労を強いられます。しかし、この「電気・電子パーツクリーナー」があれば、スプレーするだけで頑固な汚れを簡単に落とすことができます。

呉工業からは「エレクトロニックパーツクリーナー」の商品名で発売されています。

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電気・電子パーツクリーナーの概要

先端に細長いノズルが付いており、缶を逆さにしたままでスプレーする事ができるので、奥まった狭い部品への吹付けも簡単です。

普段から小まめにこのスプレーで電気部品を洗浄しておくことで、バッテリーターミナルやコネクターの腐食を予防することができます。

自動車部品のコネクター、ハーネス、ヒューズボックス、センサー類の洗浄に最適です。電気・電子部品では、プリント基板、コネクター、ピンジャック、ソケットなどの洗浄に使うことができます。

スプレー式で乾きが早く、溶剤の後残りも最小限ですので、拭き取りの必要がありません。また、樹脂系パーツへの攻撃性が低いため、プラスチックやビニールに付着しても安心です。

電子系の基盤にも使えるので、自動車整備だけではなく色々な電化製品のクリーングも可能です。

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電気系パーツクリーナーの使い方

カラカラと音をさせながら2、3回よく振ります。次にキャップに付属している細長い噴射ノズルを、缶の先端にセットします。

あとは、汚れを落としたい部分へスプレーするだけで、簡単に頑固な汚れを洗い流すことができます。揮発性が高く、後残りがありませんので拭き取り作業は不要です。ただし、流れ落ちた汚れが他の部分に溜まっている場合は、溶剤が乾燥するまえに素早く拭き取っておいてください。

バッテリーやオルタネーターなどの電装系パーツは、汚れがたまることで電気の伝導効率を大きく下げることがあります。そのため、普段からこの「電気・電子パーツクリーナー」で洗浄しておく事が大切となります。

ヒューズボックは小さなコネクターが入り組んだ複雑な構造をしています。そのため安易に掃除することは故障を招くことになりかねません。しかしこの「電気・電子パーツクリーナー」があれば、一吹きするだけで簡単に汚れを落とすことができるので電気パーツを壊す心配がありません。

電気・電子パーツクリーナーは洗浄剤です。接点部の通電性を復活させるには、以前ご紹介した「接点回復(復活剤)スプレーとは(概要と使い方)【ケミカル用品の紹介】」が必要となります。

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使用場の注意点

電気・電子部品を洗浄する際には、キーボードやディスプレイ、リモコン、電卓などには使用しないでください。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)