部品洗浄スプレーとは(概要と使用方法)【ケミカル用品の紹介】

エンジンルーム周りに使われている部品は、普段見えないだけにメンテナンスが滞りがちで、いつの間にか頑固な汚れがびっしりと付着しているものです。

このエンジンルーム周りの汚れは、油脂分と埃や泥などの成分が混じり合っているため、普通の洗浄剤ではなかなか落とすことができません。

この頑固なエンジンルーム内の汚れ落しにぴったりなのが、今回ご紹介する「部品洗浄スプレー」です。

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部品洗浄スプレーの概要

この「部品洗浄スプレー」は主成分に石油系溶剤が使われているため、シュッとひと吹きするだけで簡単に頑固な汚れを落とすことができます。

呉工業から発売されている部品洗浄スプレーの「レクトラクリーン」は、エンジンルーム周りの汚れの他に、機械や農機具に付着した油汚れを落とすのにも使えます。グリース、ワックス、アスファルトピッチなどの頑固な汚れにも強力な洗浄効果を発揮します。

エンジンルームを簡単に洗浄した後、拭き取りが不十分だと隙間残った油脂分が泥や埃と混ざり合い、さらに頑固な汚れに成長してしまう事があります。

このような隙間の固着汚れ、頑固に固まっているので通常の洗浄方法で落とす事は難しいのですが、この部品洗浄スプレーであれば、軽くひと吹きするだけで簡単に洗浄する事ができます。

スプレータイプの洗浄剤なので、エンジンルーム内の細く入り組んだ場所の洗浄に最適です。またボンネットのロック部分など、多くのグリースが使われるために、汚れとグリースが混じり合って固着している場所の洗浄にも効果的です。

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部品洗浄スプレーの使い方

使い方は、他のケミカル用品と大差ありません。まず、缶を2、3回、カラカラと音をさせながらよく振ります。

次にキャップを開けて、キャップに付いていたノズルをスプレー缶の先端に取り付けます。

後は、汚れを落としたい場所にシュッと一拭きすれば、みるみる内に頑固な汚れが流れ落ちていきます。

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使用上の注意点

成分に石油系溶剤とアルコールを含むため、ゴムやプラスチックに使うことはできません。間違えて吹き付けてしまうと、ゴムやプラスチックを劣化させてしまいますので、ウェスや新聞紙などで吹き付けたくない場所はカバーしておいてください。

汚れは洗浄剤と共に浮き上がり、黒い液体となってそのまま流れ落ちていきます。自宅のガレージを汚したくないという人は、あらかじめ地面にトレーかシートを敷いておく必要があります。エンジンカバーなど、分解して洗浄する時には、古いウェスの上で作業をすれば大丈夫です。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)