あなたもご存知のようにゴールド免許には、更新期間が5年になることや、更新手続き時の講習時間が30分に短縮されるなど様々な特典があります。
また、「交通事故を起こすリスクが少ない」という証明にもなるため、自動車保険に加入する時には料金の割引を受ける事もできます。
この嬉しい特典が沢山設定されているゴールド免許ですが、取得するための方法は単純で「5年の間、無事故無違反で過ごす」というだけです。
といっても、実際に毎日車を運転している人なら分かる通り、これは並大抵のことではありません。また、全く車を運転しないペーパードライバーが無条件でもらえる事にもなるので、「運転能力の低い初心者以下の人にゴールド免許を与えるという事に疑問を感じる」という人もいます。
まあ、法律を我々庶民が簡単に変えることは難しいので、ここはどうやったら「5年間無事故無違反で過ごすことができるのか」、警察に捕まらないためのコツを解説してみたいと思います。
目次
- 速度違反を免れるコツ
- 駐車違反を免れるコツ
- 一時停止違反を免れるコツ
速度違反を免れるコツ
警察が毎年検挙している交通違反にはそれぞれ傾向がありますので、検挙数の多い順に対策を講じてみたいとおもいます。
まず、一番検挙数の多いのは「速度違反」です。自動車を運転している人であれば、一度は捕まった経験があるのではないでしょうか。
まあ、捕まらないためには単純に制限速度を守ればいいのですが、交通の流れに逆らって異様に遅いスピードで走るのはかえって危険な場合もあります。
普通は、速度メーターなどの誤差も考慮して10km/hくらいの超過なら捕まることはありません。自動車自体のメーターも誤差を考慮して、実際よりも少し早く速度が表示されるようになっています。
また、知らない土地では、地元ナンバーの車を追い越して流れを引っ張るような走りは厳禁です。知らない土地では、地元ナンバーの後ろに追従しておとなしく走ってください。これは、「地元の車ならどこで取締がされているか知っているだろう」という狙いと、例え速度取締がされていても「多少の速度超過の場合は、先頭車のみが取締の対象になる」という2つの狙いがあります。
駐車違反を免れるコツ
二つ目は「駐車違反」です。駐車違反を取り締まっているような場所には、多くの場合、有料のコインパーキングが設置されています。警察もコインパーキング業者も需要の多いところで効率よく業務を行っているというわけです。
そのため、数百円のお金やちょっと歩く時間を節約するため、「このくらいならいいだろう」といった安易な考えで違法駐車をしてしまうと、「数万円の反則金」という大きな痛手を経験することになります。つまり「小まめに有料コインパーキングを利用する」という事がゴールド免許への近道となります。
一時停止違反を免れるコツ
3つ目は「一時停止違反」です。「一時停止」では完全に停止している事が重要ですので、「左右を確認していれば別に徐行でも構わないだろう」という甘い考えは通用しません。
一時停止をするコツとしては、「わざとらしいくらい正確に停止する」といった事が大切です。これはいわば習慣のようなものですので、しばらく続けているうちにしっかりと停止出来るようになります。
また、気が弱くて常に後続車が気になるという人も「後ろの人に煽られたら嫌だ」という思いから、徐行しながら安全確認をする人がいます。こういう人は、過去に何度か乱暴者に煽られた経験があるのでしょうが、間違っているのは「乱暴者」の方で「あなた」ではありません。自信を持って一時停止するようにしましょう。