今回は前回の続きで、蒜山にある道の駅「風の家」とその向かいにある「そばの館」をご紹介します。
近隣には山の中には珍しい大型遊園地の「ジョイフルパーク」があります。
今回の目的は、生でも食べられるという噂のトウモロコシ「ミルキースイーツ」の入手です。トウモロコシが生で食べられるなんて、ちょっと信じられませんが、とにかく話のタネに食べてみたくなりました。
蒜山 風の家
到着しました!夏、暑くなればなるほど、蒜山は人が多くなりますが、今日はそれほどでもありません。
なぜ風車があるのでしょう?不思議です。
中庭には芝生が整備されています。その他に、野菜市場、土産物売り場、レストランなどが併設されています。
蒜山 風の家 野菜市場
いきなり、見つけてしまいました!これが噂の「ミルキースイーツ」です。見た目は何の変哲も無いトウモロコシです。隣の真っ白なトウモロコシの方が、ミルキースイーツっぽいですが「生食OK!」の文字を信じて購入してみます。
他にも、面白い野菜がいろいろあります。これは、断面が星形やハート形になるサラダ用のきゅうりです。
こちらは、まるで果物の柿のようなオレンジ色をしたトマトです。
超甘いと噂の小粒ぶどうがありましたが、今回は予算の都合上諦めます。
蒜山 そばの館
道路を挟んで、向かい側には日本そば専門店の「そばの館」があります。お腹もすいてきたので、ちょっと寄っていくことにしましょう。
今、写真を見て気付きましたが、石挽きでそば粉を挽いているんですね!どうりで美味しいはずです。
日本風の端正な外観です。
今日は暑いので、天ざる(980円)に蒜山おこわ(400円)をつけました。冬寒くなると暖かいお蕎麦が美味しくなりますが、今日のような暑い日は、冷たいざるそばに限ります。
付け合わせの天ぷらは、季節に応じて様々な地元産の野菜や山菜が使われます。なぜかスーパーで買う野菜と違って濃厚な旨みが特徴です。
一緒に頼んだ蒜山おこわは、量の割にお値段がちょっと高めですが、しっかりとしただし汁で炊き上げられ、蒜山そばや天ぷらと一緒に食べると丁度いい塩加減に調整されています。一度150円のおにぎりと天ざるを頼んだことがありますが、ちょっと物足りませんでした。この天ざると蒜山おこわには不思議なハーモニーを奏でています。
また、この「そばの館」は午後4時閉店なのですが、閉店間際に行くとなぜか蒜山おこわが1.5倍ほどの量になります。在庫処分といったところでしょうか?
帰宅後にミルキースイーツを食べる
今日のメインイベントはこのミルキースイーツです。帰宅と同時にそそくさと皮をむしり、水道水でざっと洗います。
生のトウモロコシになんとも言えない違和感を感じながらも、思い切ってかぶりつきます。おっ、意外と柔らかく、フルーティな味わいが口に広がります。ちょっと安目のメロンくらいの糖度があり、フルーツといってもいいほどです。食感はサクサクと軽く、ぶどうと梨を足したような味わいがありました。フルーツの味がするトウモロコシがあるとは、ちょっと驚きです。
ただ、もう一つ食べるかと聞かれれば、そう何度も食べようと思うほどではありません。やはり、蒸したトウモロコシの方が、旨みも味わいも数枚上手です。
この日は、暑い中を長時間運転していたので、ちょっと疲れていたのですが、このミルキースイーツを食べると、ちょっと元気になりました。熱を通していないため、何かミネラル分のようなものが豊富なのかもしれません。