ウィンカーは早めに出す
普段運転していると、ウィンカーを出すタイミングが遅い人が多く、中にはまったくウィンカーを出さない人や、ちょろっと出してずばっと曲がる人までいて驚いてしまいます。
日本では早めにウィンカーを出すと、後続車が間を詰めようと急加速してくる事が多く、それを嫌ってウィンカーを遅らせたり、出さなかったりしているようです。
しかし、ウィンカーは安全上どうしても必要だから法律で使用が義務づけられているのです。ウィンカーは回りの車に自分の意思を伝える為にも、必ず3秒前には出すようにしましょう。
またウィンカーを出す前には、ドアミラー、ルームミラーを使って、回りの状況を確認し頭の中に入れておくようにしてください。これは、車線変更の時だけではなく普段の走行中にも必要な確認作業です。
次にウィンカーを3秒前に出したら、この3秒の間にもう一度回りの状況を確認します。
まず、前方を直視で確認して、次に後方をドアミラーで確認します。その後はドアミラーを使って車線変更する方の、斜め後方を確認します。最後に目視でドアミラーの死角を確認するまでがワンセットです。
ルームミラーに後方の車が写っていている場合は、後続車との距離は十分ありますので車線変更しても大丈夫です。ルーミラーに写っておらず、ドアミラーだけに車が写っている場合は、後続車が接近しすぎていますので車線変更をするのは危険です。
この確認方法を使うためには、ルームミラーの正しい設定が必要です。ルームミラーの中央が自分の車のリアウィンドウの中央と、ぴったり合う様に調整しておいてください。詳しくは下のページを参照ください↓。
車線変更はゆっくり
ウィンカーを点けて3秒経過して、回りの安全が確認できたらいよいよ車線変更に移ります。
まず車線変更をするには、じわりとハンドルを操作するようにします。急激にハンドルを切ると高速道路ではスピードが出過ぎているため、リアのグリップを失い、最悪の場合は車がスピンしてしまう事があります。また後続車が急激に近づいてきたり、確認しきれなかった車がいた時には、ぶつかってしまう可能性が高くなります。
それから初心者にありがちなのですが、おっかなびっくりふらふらと車線変更をするのも危険です。一度車線変更を始めたら、一定のリズムで目的の位置までスムーズに移動してください。
目的の位置が近づいて来たら、急激にハンドルを戻すのではなく、徐々にハンドルを戻して車線の中央でぴたりと移動が終了するようにハンドルを操作してください。
この車線変更については一般道路でもほぼ同じです↓。