駐車した場所を写真に記録しておく
方向感覚の分からなくなってしまうほどの大きな駐車場では、自分がどこへ停めたか忘れて分からなくなってしまう事があります。
テーマパークのように、入庫順にどんどん詰め込んでいく方式の駐車場なら、係員に駐車券を見せれば駐車場所を教えてもらえる事もありますが、大きなショッピングモールや空港ではどうしようもありません。
こんな時は予め車を停めて降りた時に、自分の車の場所と駐車スペースの番号や、駐車ブロック(A-1など)の番号を、スマートフォンの写真に記録しておくと間違いがありません。
また、スマートフォンが手元に無い時は、A-1なら「明るいイカ」などと、語呂合わせとイメージを使って覚えておくと忘れにくいです。
さらに最寄りの入り口から建物に入る際は、振り返って出るときの方角で覚えておくようにしてください。向きが違うだけで、周囲の印象はまったく別のものに見えてしまうからです。
この時も、右なら「みかん」などと自分の覚えやすいイメージを使ってください。つまり、頭のなかで「明るいイカがみかんを食べる」というイメージが出来上がっていれば、そうそう忘れることはありません。
これらの手段を駆使しても、万が一車の場所を忘れてしまった時には、おぼろげな記憶を頼りに、車のリモコンキーをカチカチと操作しながら歩き回ります。
この時操作するスイッチは「閉じる」のスイッチです。万が一「開ける」のスイッチを操作して、キーが開いているのに気づかず、車内が荒らされてしまうのを防ぐためです。
車のキーの有効範囲は数十メートルありますので、上手く行けばあなたの車を見つける事が出来ます。
駐車券は持って降りる
大きな駐車場では、入庫の際に駐車券が発券される事が多いです。
この駐車券を無くすと後がめんどうですので、どこにしまうかいつも悩んでしまいます。慣れないうちは、車内に置いておくことが多かったのですが、これは止めてください。
最近のこのタイプの駐車場では、建物から駐車場へ入る所に精算機が置かれています。この時、駐車券を車内に置きっぱなしにしていたのでは、この精算機で料金を払うことができません。
また、車内荒らしにあって駐車券を盗られてしまうと、出庫自体が出来なくなってしまいます。
自動で車のナンバーを読み取るタイプの駐車場では、違う駐車券での出庫は困難です。
駐車券を事前に受け取って入庫するタイプの駐車場では、いつも駐車券を財布などに入れて携帯するようにクセを付けておきましょう。