周辺の地名を予め覚えておく
知らない土地に出かけていって、色々な所を走ってみるのは大きなドライブの楽しみです。最近はナビゲーションが発達しており、どんな場所に行っても迷う事も少なくなりました。
しかし、地方に行くと新しい道がどんどん作られている所や、ナビ自体の精度が悪くて全く役にたたない事もあります。
こういう時は、普段ナビを便利に使っているだけに、かえって道に迷ってしまってパニックになります。
またそんな場合は、標識の確認がおろそかになり、速度超過を起こしたり、さらに見当違いの道に入り込んだりして危険です。
こんな事にならないように、初めて行く土地では目的の地名の他に、その中継地点となる場所をいくつか頭に入れておきましょう。
小さい地方都市では、その地名が標識に表示されているとは限りませんので、目的地周辺の場所と、目的地の先にある大きな都市名も頭に入れておくと便利です。
助手席の人が協力して標識を読む
助手席に座っている人は、景色のいい特等席に座っているつもりになってのんびりしていてはいけません。そもそも助手席という名前から分かるように、そのシートは運転者の運転をサポートするためのシートでもあります。
楽しさ余って終始運転手にしゃべり掛けたり、ぐうぐう寝込んだりしてはいけません。運転席からは死角になって見えない部分を確認したり、標識を読むのを手伝ったりとやることは沢山あります。
交差点や、一度に多方向を確認しなければならない合流等で、勝手気ままに話しかけるなど言語道断です。そもそも、運転中の携帯電話が禁止されているのは、運転状況を顧みずに電話相手が運転手にしゃべりかけてしまうのが、危険だからという理由もあるのです。それだけ会話というのは人間の集中力を失わせる行為なのです。
また、歩道にかわいい犬や子供がいても「かわいい~」と奇声を発するのも危険です。会話の流れで「あっ」という大きな声を出すのも、運転者の注意を大きく妨げてしまいます。
もちろん、実際に人が飛び出しそうになっている時は、大きな声で素早く伝える必要があります。この際も「あっ」などという奇声ではなく、的確に「右から飛び出そうとしている人がいる!」とか、もしくは余裕の無い時は、指を差しながら「人!」などと伝えてあげてください。
これは、緊急時に急にやろうとしてもなかなか難しいので、ふだんから運転手と協力して停車中に時々行っておくと、万が一の時でもスムーズに伝える事ができます。