【用語解説】コンロッドとは(エンジン用語編)

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コンロッドとは

正式には「コネクティングロッド」という名称ですが、通称でコンロッドと呼ばれています。
ピストンとクランクシャフトを繋ぐ棒状のパーツの事で、ピストンの直線的な往復運動エネルギーを、クランクシャフトと連携する事で回転運動に変換する働きをになっています。

ピストンにつながっている部分を「小端部」といい、クランクシャフトに繋がっている部分を「大端部」と呼びます。
この大端部は上下に二分割される構造となっており、小さい方の部品を「コンロッドキャップ」といいます。
このコンロッドキャップから、コンロッドボルトをねじ込みコンロッド本体と連結することでコンロッドは製造されています。

その他のパーツとしては小端部と大端部に設置される「ベアリングメタル」、コンロッド本体とコンロッドキャップを固定する「コネクティングロッドボルト」、コネクティングキャップの位置決めに使われる「コンロッドノックピン」等の部品で構成されています。ベアリングメタルは小端部には銅製のブッシュが用いられ、大端部には3層構造のケルメットメタルが装着されます。

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コンロッドの素材

4ストロークエンジンが、「吸気」「圧縮」「燃焼」「排気」を繰り返すたびに、コンロッドはピストン質量と回転エネルギー、燃焼エネルギーなどの「圧縮加重」や「引張り加重」を繰り返し受け続けるため、高い耐久性が必要とされます。

コンロッドが壊れるとエンジンに深刻なダメージを与える事になるので、設計の際の耐久性は通常想定される力の「10倍」となっています。よってコンロッドが日常的な使用で壊れることはほとんどありません。素材も強度の高いクロモリ(クロームモリブデン鋼)や鋼が使用され、製造方法もより高い強度を与える事のできる「鍛造」により成形されます。

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コンロッドの種類

コネクティングロッドには「組み立て式」と「一体式」があります。多気筒エンジンにはクランクシャフトが一体式の物が用いられ、コンロッドは「組み立て式」となります。一般的にはこの組み合わせで用いられる事が多いです。

単気筒エンジンやV型2気筒エンジンでは、クランクシャフトが組み立て式となり、コンロッドは「一体式」が用いられます。製造方法はコンロッドの大端部に始めからクランクピンを通しておき、2つのクランクアームの間にコンロッドの大端部を固定するというものです。この一体式コンロッドの大端部の内側には、より抵抗の少ない「ボールベアリング」を使用する事ができます。

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

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