【用語解説】馬力とトルク(エンジン用語編)

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馬力とは

馬力とは、馬が出せる最高出力のことではなく、馬が一時間に運べる物の重さと距離から導かれた「仕事率」のことです。
初めは「イギリス馬力」といって、フィートとポンドを使って表されていましたが、その内、メートルを使って表す「フランス馬力」へと変遷し「ps」を使って表されるようになりました。
現在では、国際単位で使われる「kW」表記と、併記される事が多いです。

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トルクとは

トルクとは、軸を回そうとするねじりの強さの事です。
簡単に言えば加速力のことで、難しくいえば「固定された回転軸を中心に働く、回転軸まわりのモーメント」の事です。
重量のある自動車を加速状態までもっていく、底力の事ともいえます。
単位はkgf・mで表されます。現在は国際単位である「N・m」と併記される事が多いです。

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ガソリンエンジンとディーゼルエンジン

この馬力とトルクは、エンジンの違いによってその出力特性が違います。

ガソリンエンジンでは、回転が上がる程になだらかに、出力とトルクが増大していき、ある一定のところでピークアウトすると、またなだらかな曲線を形づくりながら出力とトルクが下がって行きます。

これが、ディーゼルエンジンの場合は、低速回転のうちからぐっとトルクが盛り上がって、ある一定の値をキープしながら、高い回転ではガソリンエンジンより早めにピークアウトしていきます。

これが、ディーゼルエンジンの方が、低速トルクがフラットで、日常使用では扱いやすいと言われる理由です。
逆に、ガソリンエンジンでは、高回転まで気持ち良く吹け上がりながら、ディーゼルエンジンより大きな馬力を出すことが出来ると言う訳です。

ガソリンエンジンでフラットな低速トルク

このガソリンエンジンのデメリットを改善しようと開発されたのが、今流行のダウンサイジングターボです。

ダウンサイジングターボは、小さな排気量で大きな出力と低燃費を実現しようと考えられたものですが、ディーゼルエンジンのような扱いやすい低速トルクを得るため、小さなターボチャージャーやスーパーチャージャーで低速から過給してやり、フラットで厚みのある低速トルクを実現しています。

単位表記について

現在はJIS表記(ps/kgm・f)と、国際単位(kW/N・m)が併記される事が多いですが、今後は国際単位へと統合されるようです。
あまりなじみの無い単位なので、ぱっと頭の中にイメージが湧きにくくちょっと不便ですが、慣れるしかありませんね。

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)