【試乗レポート】新型 ホンダ オデッセイ アブソルート EX [DBA-RC1] HONDA ODYSSEY

ホンダオデッセイ前面画像

初代から数えて4代目のフルモデルチェンジになります。
初代は当時ミニバンブームの中にあって、他のミニバンとは違う全高の低さがスポーティでかっこいいと、大ヒットしました。
実際は製造設備の都合で全高を低くせざるおえなかったというのが実情ですが、ホンダらしい商品企画の力で魅力的なミニバンに仕上がっていました。
今回のモデルチェンジでは、当初評判だった低床ボディコンセプトを捨て、少し背の高いボディに変更されています。

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外観

全高が高くなったこともあり、ワンクラスアップしたようなプレミアム感です。威風堂々ですが「いかつい」とまではいきません。どこか都会的でおしゃれです。このへんのさじ加減はさすがです。
今までの低床ボディのコンセプトから全高の高い普通のミニバンに変貌しました。待望のスライドドアも装備しています。
しかし、ライバルたちから見れば未だにロー&ワイドでスポーティです。

ホンダオデッセイ後部画像
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内装

全高が上げられ広がった室内空間はゆったりと落ち着きます。シートも立派でビジネスクラスのようです。本当に立派になりました。
全高が上がったことで、スライドドアが装備されました。やはりお年寄りやお子さんを連れて移動する人にはこの装備は便利です。
前のモデルではおもちゃのようなインパネでしたが、今回はシンプルで高級感のある大人の雰囲気です。
3列目シートは実用に耐えるつくりですが、若干の突き上げ感があります

ホンダオデッセイ内装画像 ホンダオデッセイ2列目座席画像
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エンジンとミッション

同クラスのミニバンと比較すれば、シャープで気持ちよく吹け上がるエンジンです。CVTとの相性も良く乗り易いです。
ただスポーツカーの様に振り回せるというものではありません。実用的な設定です。パドルシフトが装備されていますが、坂道でエンジンブレーキを効かしたり、追い越しや合流で加速したい時の為のものです。スポーティな走行を楽しむためのアイテムではありません。

足回りとハンドリング

初期型のサスは硬くて評判が悪かったのですが、急遽対策がほどこされ乗り心地を犠牲にしない引き締まった足回りに改善されています。
ハンドリングはミニバンとしては素直でリニアです。全高アップの悪影響はみられず運転が楽しいミニバンは健在です。

その他

価格は高くなりました。以前のオデッセイはアコードより少し安い価格設定でしたが、今回は価格もワンランクアップしています。

まとめ

オデッセイにスライドドアが欲しいと思っていた方は多いのではないでしょうか。全高が上がることでの腰高な感じやハンドリングへの悪影響も最小限です。
依然として国内同クラスミニバンの中では一番ハンドリングがいいです。車としての質感も格も一つ上のクラスへアップしています。

主要緒元

全長(前後の長さ) | 4830mm
全幅(左右の幅) | 1820mm
全高(高さ) | 1685mm
車両重量(重さ) | 1820kg
動力システム(エンジン) | 2.4L 直噴DOHC i-VTEC
排気量(エンジンの大きさ) | 2356cc
エネルギー源(燃料) | レギュラーガソリン
駆動方式 | FF
トランスミッション | CVT
最高出力 | 140kW[190PS]/6400rpm
最大トルク | 237N・m[24.2kgf・m]/4000rpm
燃費 | 13.6km/l(JC08モード)
価格 | 3,582,000円 (消費税8%込)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)