【中古車試乗】ローバーMGF 1.8I VVC [E-RD18K] ROVER MGF

1995年に登場したオープン2シーターのスポーツカーです。普通乗用車のFF用エンジンを前後反転させてミッドシップに搭載し、ミッドシップスポーツとして成り立たせていました。当時、世界中で人気を博していた「マツダロードスター」と似た成り立ちを持つイギリス車です。
少し違う点は「マツダロードスター」は、フロントミッドシップにエンジンをマウントするFRスポーツというところです。

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外観

一見すると日本車によくある「かわいこちゃんスタイル」のようですが、プロポーションが良くディティールも調和しており、時間をかけてデザインされていることがわかります。この違いは時間をかけて眺めているとよくわかります。登場から20年以上経過した現代でも十分通用するというのが、その証明です。

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内装

こちらも外装と同じくシンプルで飽きがこない、魅力的なデザインです。高級感はありませんが、2シーターオープンスポーツの気軽なキャラクターによく似合います。物入れが少なく使い勝手が悪いのは「マツダロードスター」と同じです。助手席やシートの後ろ、トランク等を活用すれば通勤通学用に使うには十分です。オープン2シーターであっても、必要最低限の実用性をそなえるのがこの車の良い所です。

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エンジンとミッション

ローバー200のエンジンを流用しているため、それ程官能的なエンジンではありません。ミッドシップレイアウトとはいえ高さのある普通車用エンジンですから、車自体の重心も高くなってしまいます。しかし、軽量なボディとあいまって活発な走りを披露します。5速マニュアルミッションは普通車的なフィールでいまひとつです。

足回りとハンドリング

金属スプリングではなく「ハイドラガスユニット」と言われる、ガスとオイルを併用したスプリングが用いられています。乗り心地はいいのですが、スポーツカーの足回りとしては少々頼りないです。中古で乗る場合には、この「ハイドラガスユニット」の入手が最大の問題です。ミッドシップですので、上手くタイヤに加重をのせてやればきれいにコーナーをクリヤします。

その他

このモデルはトラブルが多く、ローバー本体の経営状態も悪かったので、この1代限りで消えてしまいました。しかし、現代でも通じるおしゃれなデザインと独特の乗り味は魅力的です。今、中古で買うなら信頼できるショップと、ある程度の知識が必要になります。まあ、誰もそういう知識を始めからもっている訳ではありません。こいう車で勉強しながら車に詳しくなっていくというのは、ちょっと他では得難い素敵な経験だと思います。

まとめ

「マツダロードスター」でも言えることですが、こういった2シーターオープンスポーツのある生活というのは特別なものです。
今まで何気なく通っていた通勤道にこんな景色があったのかと驚き、四季の移ろいの変化に感動させられます。旅行にいってもデートで食事をしても、今までと同じことをしながら人生が全く違って見えるのです。2シーターオープンならではの不便さはありますが、できれば一度そういう生活を体験して欲しいと思います。

主要諸元

全長(前後の長さ) | 3915mm
全幅(左右の幅) | 1640mm
全高(高さ) | 1260mm
車両重量(重さ) | 1110kg
動力システム | DOHCガソリンエンジン
排気量(エンジンの大きさ) | 1796cc
エネルギー源(燃料) | ハイオクガソリン
駆動方式 | ミッドシップ
トランスミッション | 5MT
最高出力 | 145kW[107PS]/7000rpm
最大トルク | 17.7N・m[173.6kgf・m]/4500rpm
燃費 | 11.2km/l(10・15モード)
価格 | 2,919,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

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現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)