新型 ダイハツ ミラ イース G SAⅢ(2代目)【試乗評価】高い燃費性能を誇るダイハツのエントリーカー [DBA-LA350S]


今回は「新型 ダイハツ ミラ イース G SAⅢ(2代目)」を試乗レポート。
2017年にフルモデルチェンジした、軽自動車の5ドアハッチバックです。

初代ミラ・イースは、ミラをベースにエンジンやトランスミッションを効率化、ハイブリッドカーや電気自動車に次ぐ「第3のエコカー」として開発されています。

2代目ミラ・イースは、初代のこのコンセプトをそのまま踏襲。モデルチェンジによって燃費性能と走りの質感をさらに磨き上げています。

ミラが古いボディをそのまま使い続けている今、ミラに代わってダイハツのエントリーカーとしての役割も担います。

プラットフォーム(基本骨格)には、現行ムーブと同じ「Dモノコック構造」が使われています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

スポンサーリンク

外観

全長3395mmX全幅1475mmX全高1500mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2455mmとなります。

軽自動車のエントリーカートしては珍しく、シャープで男っぽいスタイリングが与えられています。

フロント

直線を多用したシャープな造形のフロントノーズに、ボルボのようなアイランをあしらったクールなヘッドライトが装備されます。近未来感溢れるカッコいいフロントフェイスです。

サイド

なだらかなルーフラインが前席から除々に下降してリアエンドへと継ります。シャープなキャラクターラインや前後フェンダー。ジグザグ型のCピラー(一番後ろの柱)が相まって、サイドビューにメカニカルな雰囲気を与えています。

リア

カクカクとしたシャープな造形。ブラックアウトされたガーニッシュとスモークガラス、リアコンビランプが一体化され、スポーティで塊感のあるリアエンドを構成しています。

スポンサーリンク

内装

軽自動車としては標準以上の質感が保たれています。眼前にはLEDイルミネーションで縁取られたカッコいいデジタルメーターが装備され、視認性も良好です。ブラックと明るいベージュの内装色が施され、カジュアルで楽しい気分になります。

カップホルダーや小物入れも沢山用意されています。シフトはインパネ中段に装備され、足元にはウォークスルーも可能にする広々とした空間が拡がります。

シート

前席は、コストの安い一体型シートとなります。このあたりは、ダイハツのエントリーカーという役割を考えるといたしかたない部分です。ややクッションにコシが足りませんが、中距離(30km)程度の移動なら問題ありません。

後席は、前席よりクッションが薄くシートバックの高さも足りません。短距離用の緊急用シートといったところですが、頭上、足元ともに十分なスペースが確保されており、サイズ的には成人男性二人が十分座れます。特に足元空間が広く、足を組んで座ることもできます。

荷室

荷室容量は最小限で、手荷物や買い物袋程度しか置くことはできません。ただし、後席のシートバックを倒せば、さらに容量を拡大することができます。ハッチゲートの裏には、小さなグリップが設置され、使い勝手も良好です。

静粛性

CVTのノイズがやや気になるものの、軽自動車としては標準的な静粛性能を備えます。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

658ccの直列3気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、49ps/6800rpmの最高出力と、5.8kgf・m/5200rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量670kg。JC08モード燃費は、34.2km/lとなります。

エンジン

658ccのツインカムエンジンで前輪を駆動。先代から車重が60kg以上軽量化され、CVT制御も効率化されたため、低中速域ではキビキビとした加速感が増しています。街中など市街地モードであれば十分な動力性能です。

やや高回転型のエンジン特性を改め、4000回転あたりで最大トルクを発揮するように再調整すれば、さらに使いやすい車となります。

トランスミッション

ベルトとプーリーによって連続的に変速するCVTを装備。アクセルを踏み込むとまずエンジン回転が上がり、ワンテンポ遅れて車速が上昇。いわゆるCVT特有の「ラバーバンドフィール」があります。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

乗り心地

空気圧の高いエコタイヤを装着するため、乗り心地は硬めです。といったもガチガチのスポーツカーではありませんので、十分日常的な快適性能を備えます。

荒れた路面や目地段差では、バタバタと路面の衝撃を拾いがちです。

軽自動車としては大径の14インチタイヤを装備するため、高速域での安定性は比較的高いです。

ハンドリング

キビキビとした軽快感を伴うハンドリングですが、ハイペースでワインディングを走ればそれなりにロールを発生します。といっても、ロールの出方が緩やかで一定しているため不安感はありません。4輪の接地性も高くコーナリング中も安定しています。

短い全長と小回り性能の高さによって、狭い路地でも簡単に切り返すことができます。

その他

ステレオカメラと4つのセンサーによる先進安全技術「スマートアシストⅢ」を搭載。自動車だけでなく前方の人も検知して自動ブレーキを作動させます。このシステムには、「車線逸脱警報」、「誤発進抑制制御機能」、「先行車発進おしらせ機能」といった機能も装備されます。

試乗評価のまとめ

ダイハツのエントリーカーの役割を担う、低燃費と高いコストパフォーマンスを誇る使い勝手の良い車です。モデルチェンジによって使い勝手と走りの質感が磨き込まれ、さらに魅力が増しています。

通勤や通学に使う足代わりとして、子どもの送り迎えに使うセカンドカーとして幅広い層にオススメできる車です。ただし、走りの質感が磨かれたといっても所詮は実用車です。運転の好きな人には物足りないでしょう。

中古車市場では

新型が登場したばかりなので値頃感のある中古車は少ないです。今狙うなら、新車と同程度の品質を持った新古車がおすすめです。価格は、2017年式「G SAⅢ」の新古車で140万円前後となります(2017年11月現在)。

価格

価格 | 1,209,600円(消費税込み)

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)