オートマチック・トランスミッション(AT)の故障と不具合、その症状と対処について【点検とメンテナンス】


BMWのAT

「オートマチックトランスミッション」とは、ドライバーがわざわざ変速する必要がなく、基本的には「D」ポジションに入れておくだけで、そのまま車側で自動的に変速してくれる便利な機能の事です。

ただし、便利だからといってメンテナンスが不要という事ではありません。

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オートマチック・トランスミッションの役割

オートマチック・トランスミッションは、エンジンから出力された動力を内部のギアで変速してタイヤに伝えるのが役割です。この時、トランスミッション内で動力を伝達しているのが「ATF」です。また、同時にギアの変速やパーツの循環などにも幅広く使われます。

つまり、ATFはオートマチック・トランスミッションにとって無くてはならない重要なパーツなのです。

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ATFが劣化し始めると?

このATFが劣化してくると、トランスミッションには様々な不具合が発生します。

具体的にはシフトショックが大きくなったり、「R」や「N」、「D」に入れた時、すぐに変速されず一旦間を開けてから変速されるようになります。また、アクセルを踏んでいても思ったほど加速しないといった事もあります。

この僅かな症状を見逃していると、さらにATFの劣化は進み、アクセルを踏んでも全く加速しないとか、ギアが変速しないといったトラブルが発生します。こうなると、車がスムーズに動かないだけではなく、トランスミッションが完全に壊れてしまう事もあります。

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トラブルを避けるには、ATFの点検と交換が大切

こういった大きなトラブルを避けるには、定期的な点検と早めのATF交換が大切です。ATFの点検はエンジンルーム内のレベルゲージを確認するだけで簡単にできます。

【DIY】ATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)のオイル量チェック(点検とメンテナンス)

ただ、自身の無い人はディーラーでの定期点検がオススメです。ATFだけでなく消耗部品全体をくまなく点検してくれますので、受けておいて損はありません。キャンペーンを利用すれば、無料や格安で点検することができます。気になる人は一度ディーラーに相談してみましょう。

ATF交換のタイミング

一昔前の車は、2万キロごとのATF交換を推奨されていましたが、現在の車は5万キロ~10万キロでの交換を推奨している場合が多いです。

ただし、この交換時期は車種や使用条件により大きく変動します。詳しくはディーラーに相談するか、取扱説明書を確認してください。

大パワーを発生する高性能車の場合、それだけトランスミッションに与える負荷も大きくなります。オーナーによっては、1万キロごとの短いサイクルで頻繁に交換する人もいます。

オートマチック・トランスミッションを長持ちさせるには?

オートマチック・トランスミッションを長持ちさせるには、定期的な点検とATFの交換だけではなく普段の扱い方も重要です。

ATを操作する時、せっかちな人の場合は車がまだ完全に止まっていないのに、シフトを操作して「D」から「R」に変速します。

こういった無理な変速をすると、トランスミッションに大きな負荷が掛かりますから、ATFだけでなくトランスミッション自体の寿命も大きく縮まります。

トランスミッションを長持ちさせたいと思うなら、車が完全に停止したのを確認してシフトを操作しましょう。

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)