車を使った楽しみには、ドライブや旅行、買い物といったものがあります。
今回はこの中から「買い物」について、トラブルに巻き込まれないように注意したいポイントをいくつか紹介したいと思います。
レジ袋の口はしっかりと縛る
スーパーで買い物をした後は、レジ袋の口をしっかりと縛ってから、車内に積み込んでください。レジ袋用のフックが備わる場合は、フックにレジ袋を固定する事も忘れないでください。
レジ袋の口を縛らないまま車内に放置していると、カーブやブレーキの時、レジ袋から缶ジュースやペットボトル、りんごなど丸いものが転がり出してフロアに散乱することになります。
このままの状態で運転していると、缶ジュースがブレーキペダルの裏に挟まり、ブレーキングに支障をきたすことがあります。最悪の場合は、事故が発生してもおかしくありません。フロアに転がる缶ジュースに気を取られて事故を起こすという可能性もあります。
また、汁気のあるものがフロアやシートに飛び出せば、その後の掃除が大変です。シートがファブリックであれば、匂いや汚れを取ることは簡単ではありません。
免許証を財布の中に入れない
買い物に必要となる「財布」ですが、これを免許証と一緒に携帯してはいけません。
免許だけを紛失した場合は、結構な確立で届けられることが多いです。これに対して、財布の中に免許証を入れている場合は、とたんに届けられる確立が下がります。
まあ、お金だけ懐に入れて免許証を警察に届けるような「ぼんやりした人」はいないという事ですね。
また、もしもの時に備えて「免許証の中に緊急用の小銭を忍ばせておく」という小技も危険です。免許証の中に金目のものは入れず、「拾った方は下記まで連絡ください」といったメモと電話番号を入れておくくらいが無難です。
冬の寒い時期は、生物や冷凍食品を温かい車内に放置しない
冬の寒い時期、生物や冷凍食品を買った時は、レジ袋を車内に放置してはいけません。寒い時期は車内にガンガン暖房が掛かっているため、そのまま放置していると生物を腐らせたり、冷凍食品を解かしてしまいます。
特にリアシートにエアコンの吹き出し口があるとか、シートヒーターが装備されているといった場合は注意が必要です。
寒い時期は、外気で温度の下がっているトランクにレジ袋を入れておくのが一番です。
逆に夏の暑い時期は、クーラーのしっかり効いた車内の方が安心です。加えて長距離を移動する場合は、普段からクーラーボックスを備えておけば万全です。