洗車については、「よりキレイに洗車するためのコツ(前編)【DIY】」や「よりキレイに洗車するためのコツ(後編)【DIY】」、「【DIY】自宅で洗車する方法」などで詳しく解説していますが、どうしても落ちないしつこい汚れなど、普通の洗車方法では対処できない事もあります。
今回はこういったイレギュラーな汚れについて、キレイに洗車するための小技を紹介します。
液体コンパウンドで頑固な汚れを拭き取る
液体コンパウンド(研磨剤)は、ボディの小傷を消すために有効なケミカル剤ですが、落ちにくい頑固な汚れを落とすためにも使えます。
「【DIY】自宅で洗車する方法」を参考にボディを洗車した跡、一旦ボディをきれいなウエスで拭き上げて乾燥させます。
次にコンパウンドに付属している専用スポンジに適量のコンパウンドを付け、軽くボディの汚れを拭き取ります。汚れが落ちたら、きれいなウエスを使ってコンパウンドごと汚れを拭き取ります。
ただ、コンパウンドを強くこすり付けると、ボディ表面のクリアや塗装までも削り取ってしまうことがあります。そのため、コンパウンドはなるべく粒子の細かいものを使い、ボディを優しく撫ぜるように拭き取るのがコツです。
ステッカーはがしを使って古くなったシールを剥がす
ボディに貼り付けられたシールやステッカーは、貼り付けた時はカッコイイのですが、時とともにシールが劣化してボロボロになると車全体の印象を悪くしてしまいます。
こんな時に役に立つのがケミカル用品会社から発売されている、「ステッカー剥がし」や「ラベルはがし」と呼ばれるケミカル用品です。
使い方は簡単で、目的のシールの場所にスプレーをして数分待ち、その後シールが浮き上がって来たところで剥がすだけです。
ただしこのケミカル用品には強烈な匂いがありますので、匂いが嫌な人にはお湯を使ったシールの剥がし方を紹介しておきます。
まずシールの上にキレイなウェスを置き、70度くらいのお湯をウェスに掛けてシールを温めつつふやかします。次にシールが浮き上がってきたところでシールを剥がせば終了です。ただ、この方法はケミカル剤を使いませんので、若干シールの素材によっては剥がれにくいことがあります。
クリーナーの除去にはストッキングが便利
ウィンドウの油膜は取れにくい上に、夜間雨天時は対向車のライトを反射して非常に前が見えにくくなります。
こんな時に便利なのが「コンパウンド入りのウィンドウクリーナー」ですが、油膜を取った跡、このクリーナー自体を除去するのに却って手間取ることがあります。
このクリーナーを簡単に除去できる意外なグッズが、伝線して使えなくなった古いストッキングです。ストッキングにはナイロンの細い目があるため、簡単にクリーナーの残りを除去することができるのです。また、一度汚れても洗えば何回でも再生して使うことができます。