高速道路や幹線道路で2車線から1車線に車線数が減少する場合、減少する車線を走っている車は残される側の車線にスムーズに合流をする必要があります。
この時、まごまごしていたり合流ポイントを間違ったりすると、全体の流れから取り残されいつまで経っても合流できなくなります。
これは、道路工事や道路整備による一時的な車線減少時も同じです。
今回は、こういった場合に役立つ「スムーズで安全な合流の仕方」について解説したいと思います。
心の合流ポイント
道路工事や高速道路で車線数が減少する場合、その車線が実際に隣の車線に合流するよりかなり手前で、走っている車は次々と合流していきます。そのため2車線あるにも関わらず車の流れは1車線という奇妙な状態が生まれます。これは、「ぎりぎりまで行って隣の車線のドライバーが入れてくれなかったら困る」という人間の心理から発生したいわば「心の合流ポイント」とも言うべきポイントです。
本来の合流ポイントからは入りにくい
ですから「何をこんな手前でちんたら合流しているんだ」とイライラして一番奥の「本来の合流ポイント」から入ろうとする人がいても、その事について法律的になんらお咎めのあるものではありません。また、秋ろー自身も間違っているとは思いません。
ただ、こういった合流をされる場合、後ろの「心の合流ポイント」からマナー良く合流してきた人にとっては、そいう車は「後ろから無理矢理追い越して前に入ろうとするズルイ車」という風に見えてしまいます。
まあこれはどう考えても「自分の好きなポイントで合流しているその人の勝手」という範疇に入るのですが、こういう人たちに一々そんな言い訳をしても始まりません。
逆に一番奥の合流ポイントで執拗にブロックされてしまい、中々合流させてくれないといった事になるのがおちです。
流れに逆らわない
ですからこういう自然発生的に合流している「心の合流ポイント」ではその流れに無理に逆らわず、おとなしくそのポイントで合流を開始するのが一番スムーズに合流するコツです。
こういった場合、多くのドライバーは「一台ずつ交互に入れる」という暗黙のルールで動きますので、ブロックされて入れないといった事もありません。
もちろん合流する側のドライバーも、無理に2台続けて鼻先を突っ込むというような強引な運転はしないように心がけてください。
強引な運転はトラブルの元
無理な運転や強引な運転は相手に不快な印象を与えてしまうので、その結果あなたに無用な敵対心が向けられる事になります。そうなると、スムーズな運転を阻害されるばかりではなく、相手が悪いとトラブルに巻き込まれる恐れもあります。