現在の自動車に使われているリアランプは、ストップランプとウィンカー、ポジショニングランプなどを一体化したリアコンビランプが主流です。
こういったタイプのランプは見た目がスマートな反面、レンズが少しでも割れてしまうと全体を交換するしかありません。
また割れたまま使っていると見栄えが悪いだけではなく、ストップランプやウィンカーなどの表示灯も十分な機能が果たせなくなり危険です。
そこで今回はこういった時に役立つリアコンビランプレンズの交換方法についてご紹介します。この時、リアコンビランプレンズをネットオークションや、解体ショップで見つけてくれば大幅に費用を節約することも可能です。
リアコンビランプレンズを固定しているボルトを外す
リアコンビランプは多くの場合、ボルトや爪、クリップなどでボディに固定されています。このボルトは外から見えないようにトランクルームの中やリアゲートの合わせ目などに隠されています。まずこのボルトを見つけ、スパナやソケットレンチなどで外してください。
ボディからリアコンビランプレンズを外す
ボルトを外せば、あとはボディの隙間にレンズの爪が差し込まれているだけですから、手前にレンズを引っ張るだけで簡単に外すことができます。
各種バルブのソケットを外す
レンズを引き出すと、裏側には各種バルブに接続されているソケットからの配線が露出します。このソケットを一つずつ丁寧に外してボディからレンズを切り離します。
この時バルブも合わせて確認し、劣化して黒ずんでいるようなら思い切って新しいバルブに交換しましょう。
また交換のついでに、レンズ裏のボディなど普段なかなか手の届かない部分を綺麗なウェスで拭いておきます。
新しいレンズとバルブソケットを接続する
新しいリアコンビランプレンズと、ボディ側のバルブソケット(バルブとソケットが一体になったもの)を接続します。すべてのソケットが接続できたら、レンズの爪をボディの隙間にしっかりと組み合わせて元の位置に戻して下さい。
新しいレンズをボルトでボディに固定する
最後にリアコンビランプレンズをボルトでボディにしっかりと固定します。この時、締めすぎて新しいレンズを割らないように気をつけてください。
最後に、リアコンビランプの点灯を窓ガラスやコンビニのウィンドウに反射させるか、人の目視などで確認したら作業は終了です。