子供の安全を守るチャイルドシートですが、みなさんは自分の子供の体型にあった正しいチャイルドシートを使っていますか?
チャイルドシートの必要な年齢
日本ではチャイルドシートの装着義務は6歳以下となっています。一方、ヨーロッパでは対称年齢がぐっと引き上げられ、12歳以下となっている国もあります。
実際に、日本では装着義務のない小学生であっても、大人用のシートベルトでは想定されている身長が大きすぎて、かえって子供が装着すると危険です。
例えば、腰ベルトは骨盤が小さすぎて、お腹に掛かってしまいます。これでは、万が一の際に腹部に過大な圧力が掛かり過ぎて、怪我のおそれがあります。
また肩ベルトは高すぎて、首に掛かってしまいますので、事故の際に子供の首や顔を傷つけてしまう可能性があります。
子供の安全を考えるなら、小学生の間はチャイルドシートを装着しなければなりません。
体格に合わせてチャイルドシートを選ぶ
現在のチャイルドシートは車に専用の金具が装備され、それに装着するだけで簡単に取り付けのできる「ISO FIX」という規格で作られたものが主流です。
また、子供の体型に合わせて、「乳児用」「幼児用」「児童用」と何種類かのサイズに分かれていますので、適切なサイズのチャイルドシートを使う必要があります。
良いチャイルドシートはそこそこ良いお値段ですから、なかなか成長に合わせて買い替えるのも大変ですが、子供の安全には替えられません。
また、すでに子供が大きくなっている知人から譲ってもらうとか、公共サービスの格安レンタルを使うとか色々な方法もあります。
ちょっと調べてみれば、地元の自治体が補助金を出している場合もあります。
子供がぐずりだした時の対策
初めはおとなしくチャイルドシートに座っている子供も、ドライブが長時間身及ぶと次第に飽きてぐずりだします。
なんだか泣いている子供をみると、ついかわいそうになって、チャイルドシートを外したくなる人もいるかもせれませんが、子供の安全を考えるなら、そこは心を鬼にしてしっかり装着してあげるのが本当の愛情です。
またかわいそうでどうしようもない時は、大人の方が子供の都合に合わせて、パーキングエリアなどで休憩してあげるのも良い方法だと思います。
実際にまだ装着義務のある幼児でも、大きくなるに従い装着率は下がる傾向があります。
だんだん、大人も慣れてめんどくさくなってくるのかもしれません。
オススメのチャイルドシート
日本人の体型にあった日本製なら、製品の信頼性も高くオススメです。
「コンビ」(http://www.combi.co.jp/)
「アップリカ」(http://www.aprica.jp/)
「タカタ」(http://www.takata.com/)
このあたりの大手の製品なら大きな外れもなく安心でしょう。
あとは自分の使用環境や、好みに合わせて選んでみてください。