9代目 マツダ ファミリア Sワゴン スポルト 20 スペシャル【試乗評価】キビキビとしたハンドリングと活発な走り、使い勝手の良い5ドアボディ [GH-BJFW]

今回の試乗レポートは「9代目 マツダ ファミリア Sワゴン スポルト 20 スペシャル」。
1998年から2004年に渡って製造販売されていた、小型の5ドア・ステーションワゴンです。メーカーでは「ワゴン」という名称を使っていますが、実際にはセダンより全長が短く、5ドアハッチバックといった方が正確でしょう。

日本市場では極端に5ドアハッチバックの人気が低く、当時はステーションワゴンブームでもあったため、このようなネーミング手法が行われています。このあたりの事情は、スバルの「インプレッサ・スポーツワゴン」とまったく同じですね。この他に4ドアセダンがあります。

ベースとなるプラットフォーム(基本骨格)には、カペラと同じ「マツダ・BJプラットフォーム」が使われています。

2000年にマイナーチェンジが行われ、内外装のリフレッシュが行われています。

2004年に後継モデルのアクセラが登場。実質的にファミリアはこの代で消滅することになります。といっても、ファミリア名だけは残され、ニッサンから供給される商用バンに「ファミリアバン」という名前が付けられています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4265mmX全幅1695mmX全高1435mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2610mmとなります。

フロント

当時のマツダデザインに共通する、プレーンで親しみやすい表情が与えられています。その中でも、薄いグリルにシャープなデザインのヘッドライトが組み合わされ、やや精悍な印象が強いです。

サイド

セダンよりも短い全長に、短いカーゴスペースがビルトオンされ、軽快感あふれるシャープなサイドビューを構成しています。ステーションワゴンというよりは、5ドアハッチバックといった方が近い印象です。

リア

キッチリとしたラインで構成されたリアエンドに、どっしりとした形状のリアコンビランプ、大きなリアウィンドウが組み合わされ、ショートワゴンらしいキビキビ感と剛性感を上手く表現しています。

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内装

プラスチッキーな樹脂を使ってシンプルに仕上げられています。上質感はそれほどありませんが、整理された使い勝手の良いデザインです。

メーターナセルには三眼のホワイトメーターが装備され、視認性も申し分ありません。

シート

前席のシートはやや小さめです。といっても、標準的な体型の人なら問題ありません。適度な硬さとサイドサポートが施されていますが、やや体圧が集中しがちで、長距離(50km以上)ドライブでは腰が痛くなりそうです。

後席は、前席よりもクッションが薄くなります。足元、頭上空間ともに大人二人で座れるだけのスペースが確保されています。

荷室

ステーションワゴンとしては随分小さな荷室スペースですが、5ドアハッチバックと考えれば十分でしょう。家族4人なら2泊3日旅行も可能です。

静粛性

ロードノイズ、風切音ともにある程度の侵入を許しますが、小型5ドアハッチバックとしては標準的なレベルです。

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エンジンとミッション

1991ccの直列4気筒DOHCエンジンに、5速MTが組み合わされます。
エンジンは、165ps/6800rpmの最高出力と、18.1kgf・m/5000rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1330kg。10モード/10・15モード燃費は、11.8km/lとなります。

エンジン

2.0Lのツインカムエンジンで4輪を駆動。やや高回転型のエンジンですが、低速からフラットなトルクを発生する扱いやすい特性を併せ持ちます。低いギアで引っ張って回してやれば、鋭い加速を伴ってキビキビとスポーティに走る事ができます。

トランスミッション

ベーシックな5段マニュアルトランスミッションを装備。乗用車ライクなシフトストロークの大きなトランスミッション。といっても剛性感は高く、コクコクとスポーティな変速を楽しむことができます。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはストラット式サスペンションが装備されます。

足回り

やや引き締まったスポーティな足回り、フラットな路面では気持ちよく路面に追従しますが、橋脚ジョイントなど、路面に段差があるとゴツゴツと鋭い衝撃を車内に伝えます。

ハンドリング

キビキビとしたスポーティなハンドリング。僅かな操舵に対しても正確に反応して、グイグイとよく曲がります。

試乗評価のまとめ

Sワゴンという名称が使われていますが、実際にはセダンよりも全長の短い5ドアハッチバックです。この5ドアボディを活かして、室内には十分な荷室と居住空間が確保されます。

さらに、コンパクトなボディと引き締まった足回り、高回転型の活発なエンジンを使って、キビキビとしたスポーティな走りを楽しむこともできます。

普段は通勤に使いながら週末はドライブを楽しむとか、荷物と人を満載してレジャーやドライブに出かけるといった幅広い用途に柔軟に対応してくれます。

このファミリアSワゴンは、「運転好きでありながら、日常での使い勝手も妥協できない」という欲張りな人にピッタリです。

中古車市場では

「スポルト20」の場合、2004年式の最終モデルで50万円前後となります(2017年11月現在)。

価格

新車当時の価格 | 2,083,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)