しばらく運転から遠ざかっていると、運転の感覚が時とともに徐々にうすれてスムーズな運転が出来なくなります。
しかし、急に仕事の都合で電車やバスの少ない郊外に引っ越すことになったり、子供が生まれたりすれば、足代わりの車をどうしても運転する必要に迫られます。
こういった場合は、怖さを抑えて無理やり運転するのではなく、教習所やJAFが主催する「ペーパードライビング講習」の受講がオススメです。
知り合いのベテランドライバーよりも、教習所の方が安心
家族や知り合いのベテランドライバーに同乗してもらって、再トレーニングをするという方法もありますが、ベテランドライバーといっても教える技術に関しては素人です。ツボを抑えた指導はできませんし、ペーパードライバーが陥りがちなミスや勘違いについても知識がありません。
それに対して、技術と経験を積んだ教習所の教官であれば、そのあたりの問題はまったくありません。ペーパードライバーにどういう指導をすれば一番効率的か熟知しているわけですから、最短の時間で最大の効果を上げることができます。
トヨタドライビングスクールの場合
東京にある「トヨタドライビングスクール」の場合は、ペーパードライバーのために決められた既定の講習内容はありません。それぞれのドライバーの要望を聞き、ドライバーにぴったりと合った講習内容を個別に用意してくれます。つまり、自分専用の講習内容をオーダーメイドすることができるわけです。
講習時間には、2時間と4時間のコースがあり、例えば「車庫入れを練習したい」」とか、「高速道路を走るのが怖い」、「長い間運転をしていなかったので、基礎から練習しなおしたい」といったそれぞれの要望に合わせて細かく講習内容を設定してくれます。
価格は、2時間コースで16191円からとなっています。詳しくは下記のリンクから公式ページをごらんください↓
こういった「ペーパードライバー講習」は、日本全国の教習所で幅広く行われています。気になる方は一度近所の教習所に問い合わせてみるといいでしょう。
JAFの場合
ペーパードライバー講習については、JAFも定期的に日本全国で講習を行っています。JAFの場合は、ペーパードライバー講習だけでなく、「シニアドライバースクール」や「エコトレーニング」、「女性のための車庫入れ教室」、「ウィンタードライビング体験会」など、バリエーション豊かな講習から選ぶことができます。
ただし、自動車教習所と違って場所や時間が決められていますので、自分の都合を講習に合わせて参加する必要があります。ただし費用が圧倒的に安く、「シニアドライバースクール」の場合はJAF会員の場合1028円。非会員であっても20157円で受講することができます。他の講習もおおむねこの価格ですが、中には無料で開催される講習もあります。
詳しくは、下記の公式ページをごらんください↓
参考:JAF運転実技講習会