車中泊に必要な「装備」や「荷物」を見極める

蒜山の駐車場に停まるレガシィ

車中泊の経験がまったく無い人が、いきなり初めから「装備」や「荷物」を万全に揃えるのはほぼ不可能といって良いでしょう。

また、車中泊のベテランに「車中泊に必要な装備を教えてください」と質問しても、あなたにピタリと合った装備や荷物を聞き出す事はできません。

なぜなら「車中泊」というのは、その内容や目的、人の好みによって千差万別だからです。その他に車中泊に参加する人数や車のタイプによっても大きく必要となるものは変わります。

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行きあたりばったりの車中泊は危険

だからといって、「何も分からないのなら適当で良いや」と行きあたりばったりで行うのも問題です。寒い山の中で十分な暖が取れなかったり、水や食料、燃料といった物資が不足すれば、安全や健康に支障をきたすこともあるからです。

本格的な車中泊の前に必要な装備や荷物を把握するには、以前もこのコーナーで紹介した「プチ車中泊」がオススメです。

プチ車中泊については、以下の記事で詳しく解説しています。良よければ、合わせて御覧ください↓

参考:「まずは身近な場所で「プチ車中泊を体験してみよう!」」

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「車中泊シミュレーション」で必要な装備や荷物を洗い出す

プチ車中泊をするような駐車場が近くに無いという場合は、自分の部屋を使った「車中泊シミュレーション」がオススメです。

これは、自分の部屋の一角を自動車とみたて、そのスペースに車中泊に必要となりそうな荷物を集めて行うシミュレーションのことです。希望の車がすでに決まっているという場合は、その車の床面積を正確に再現しておいてください。

奥さんと二人で車中泊をするという場合は、奥さんにもシミュレーションに参加してもらいましょう。

シミュレーション時間としては、夕食時から翌朝の朝食時くらいまで行えば十分です。このスペースで食事を終えたら、ゴミをビニール袋に集めそのままスペース内に置いておきます。汁物を台所に捨てた場合は、メモに残しておき、車内でどう対処するか後で検討する訳です。

家のシャワーを使う必要があれば、それもメモに残します。逆にウェットティッシュで十分であれば、シャワーをメモする必要はありません。

このように、ひとつずつ積み重ねながら、スペース内で対処できた問題と、家の設備を使った問題をメモに残して切り分けて行くわけです。

翌朝、シミュレーションが終われば、車中泊をするための基本的な「装備リスト」が出揃っているはずです。この中で装備を減らす事が出来るものは減らし、どうしても残したい物はリストとしてまとめておきます。

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「装備リスト」を元に、実際の車中泊を行う

といってもこの「シミュレーション」や「プチ車中泊」だけで必要となる全ての装備を決める事はできません。実際の車中泊ではどうしても想定できない問題が起こるからです。ただし、何にも考えないでいきなり車中泊をするよりはずっとマシです。

後は、シミュレーションであぶり出した「装備リスト」を元に、実際の車中泊を繰り返して、装備内容を除々にブラッシュアップしてください。

備え付けの設備について

ただし、装備や荷物と違って一度備え付けると簡単に変更が効かないのが、シャワーや流しといった備え付けの設備です。

そのため、こういった設備は、キャンピングカーを購入したり改造する前に十分な企画設計が必要です。この場合も自宅での「車中泊シミュレーション」が有効です。

車中泊シミュレーションのメモには、シミュレーション中に家の設備を使った様子が端的にまとめられているはずです。つまり、これを使ってある程度必要な設備を割り出す事が可能なのです。

後は予算と車の大きさに合わせて、「我慢出来る設備」と「どうしても必要な設備」を丁寧に切り分けていくだけです。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)