大都市圏や都市近郊で「車中泊」をするには?

都市を斜め上から眺める

都市部に入ると限られた土地に対して道路や建物の割合が多くなるため、簡単に車を停められるような場所はそうそうありません。車中泊どころか、路肩に車を停めて地図を確認したり電話をすることにも苦労するほどです。

地方に沢山設置されている「道の駅」も、都市部ではまず見かけることはありません。まあ、道の駅の設置目的を考えれば当然ですが。

また、たとえ車を停める場所が見つかったとしても、治安や周りへの迷惑を考えると、安心して眠ることのできる場所は殆ど無いのが現状です。

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都市中心部では、車を停める場所にも苦労する

都市部で車を長時間駐めようとすれば、「立体駐車場」や「コインパーキング」などがあります。ただし、こういった場所は本来「車中泊」のための場所ではありません。管理者に相談しても気持ち悪がって認めてくれない事が多いでしょう。

だまって車中泊をしていて万が一車上荒らしなどがあれば、一番に疑われるのは「車中泊」なんて非常識な利用方法をしていたあなたです。また、管理者のいないコインパーキングでは夜中にどんな輩が集まってくるか予想もつきません。周りへの迷惑や治安上の心配を考えると、こういった場所での車中泊はあまりオススメできません。

都市部の公園の一部には夜間の駐車が可能な場所もあります。しかし、こういった場所は夜中のコインパーキングよりも、さらに治安上の危険が高まります。こう考えると残念ながら、現状で都市部で車中泊が可能な場所な無いということになります。

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都市近郊にも「車中泊」向きの土地は少ない

都市中心部を離れて都市近郊まで移動すると、土地にも僅かながら余裕が生まれます。コンビニにも小さい規模の駐車場が設置され、短時間の駐車ならなんとか可能です。

といっても、地方でお目にかかるような大きな駐車場はありません。道の駅もポツポツと設置されていますが、利用者に対して駐車スペースが圧倒的に不足しているため、のんびりと車中泊を楽しむといった雰囲気ではありません。

車を停める場所を見つけたとしても、柵やロープをしてある場所がほとんどで車を入れることさえできません。こういった場所を開放すれば、無秩序に色々な車が入り込んで大変な事になるので、ある意味こういった処置は仕方ないともいえます。都市近郊では一般の住居も多いので、ドアの開け閉めやアイドリング音を伴う車中泊はそう簡単には認められないのです。

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都市部で「車中泊」をするなら、サービスエリアがオススメ

このように、大都市圏やその近郊には、車中泊を安心して楽しむための場所はほぼありません。ただし、都市近郊からさらにもうちょっと足を伸ばせば、なんとか都市部に数時間で出られる範囲内で「車中泊」をする場所が見つけられます。

具体的な場所としてオススメなのは、都市周辺にあるパーキングエリアやサービスエリアです。あまり都市部に近づきすぎると駐車場が一杯で、車中泊する余裕がありませんので、そのへんは現地へ行ってその時の状況で判断してください。

こういった場所で車中泊をすれば、目覚めてすぐ高速道路を走って都市中心部まで簡単に移動することができます。旅行の途中にどうしても都市部に用事があるという場合は、この方法で車中泊をしてみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)