三菱 ランサー セディア MX-E【試乗評価】地味~な外観に隠された、クラス標準を超える上質な乗り味 [GH-CS2A]

今回の試乗レポートは「三菱 ランサー セディア MX-E」。
2000年から2003年に渡って製造販売されていた、小型4ドア・セダンです。

同クラスの兄弟車であったミラージュと統合され、4ドア・セダン1本のラインナップとなります。

2004年には大規模なフェイスリフト(外装デザインの変更)が行われ、オリビエ・ブーレイのデザインによる有機的なフロントフェイスが与えられています。同時にサブネームの「セディア」が消え、車名はシンプルな「ランサー」となります。

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外観

全長4360mmX全幅1695mmX全高1430mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2600mmとなります。

フロント

直線基調のがっしりとしたフロントノーズに、大きな角型のヘッドライトが装備されます。華やかさはありませんが、重厚感のある力強いフロントフェイスです。

サイド

側面パネルの切り立った四角いボディに、大きなキャビン(居住空間)が組み合わされます。ガンガン使いこんでも少々の事ではへこたれない、そんな良い物感に溢れています。

リア

ハイデッキ化された四角いトランクエンドに、大きなリアコンビランプがレイアウトされます。しっかりと立ち上がったDピラーと相まって、力強くもスポーティなリアビューを構成しています。がっちりとしたエアロと巨大なリアウィングを取り付ければ、そのまま精悍なラリーカーに仕上がりそうです。

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内装

柔らかなラインで構成されたやさしい印象のインテリアデザインです。いかにもイミテーション然とした木目調パネルがちょっと貧乏くさいです。眼前には大きな速度メーターがレイアウトされ、視認性は良好です。オーソドックスなセダンスタイルが功を奏して、「ボディの見切り」と「見晴らしの良さ」共に良好です。

全高の高いボディに、拡大されたホイールベースと長い全長が組み合わされ、室内には広々とした空間が拡がります。

シート

フロントシートには、しっかりとしたストロークとコシのある良質なクッションが使われています。適度なホールド感もあり、中距離(30km)程度であれば腰が痛くなることもありません。

リアシート座面の角度、バックレストの高さ、共にに問題はありません。足元と頭上空間にも充分なスペースが確保されており、大人二人であればゆったりと座ることができます。

荷室

ややリアサスの張り出しが大きいものの、荷室には広々としたスペースが確保されます。家族4人であれば2泊3日旅行くらい充分可能です。

開口部が大きく広がっているため、大きく重い荷物の出し入れも簡単です。

静粛性

エンジン透過音もよく抑えられており、室内の静粛性は良好です。

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エンジンとミッション

1468ccの直列4気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、100ps/6000rpmの最高出力と、14.0kgf・m/3500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1130kg。10モード/10・15モード燃費は、–km/lとなります。

エンジン

1.5Lのツインカムエンジンで前輪を駆動。新世代の直噴エンジンが搭載され、低速域からスムーズで力強いトルクを発揮します。坂道や合流でも軽快な加速をみせます。

この他に1.8Lエンジンも用意されますが、通常の使い方であれば1.5Lエンジンで充分です。

トランスミッション

ベルトとプーリーの協調によって連続的に変速するCVTを装備。アクセル開度と車速がリンクしたダイレクトな変速フィールです。ラバーバンドを伸ばすような不快な感触はありません。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

足回り

適度に引き締まった上質な乗り味。サスペンションがしっかりと動いて路面の衝撃をキレイにいなすため、ボディは常にフラットな姿勢を保ちます。1.5Lクラスとしては驚異的な乗り心地の良さです。

目地段差ではある程度の衝撃を車内に伝えるものの、衝撃の角が適度に丸められているため不快な印象はありません。

ハンドリング

尖った印象は無いものの、ドライバーの操作に対して自然にノーズが向きを変える、気持ちの良いステアリングフィールです。

評価のまとめ

ぱっと見は地味で華やかさに掛ける普通のセダンですが、そのスタイリングに包まれた内容には目を見張るものがあります。

スムーズでトルクフルなエンジンにダイレクトなCVT、クラス標準を超える上質な乗り心地に、素直で気持ちの良いステアリング。自動車に求められる全ての要素が高い次元でバランスした傑作車です。

「自動車の見た目には大した興味は無いが、とにかく乗り心地が良くて運転の気持ち良い車が欲しい」という人にピッタリな車です。

「普段は通勤に使い、週末は家族とレジャーやドライブに出かける」といった使い方に最適です。

価格

新車当時の価格 | 1,398,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)

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