初代 メルセデス ベンツ CLKクラス CLK 200(1997年)【旧型レポート】エレガントなクーペボディに、セダン並の高い実用性 [E-208335]

今回の旧型レポートは「初代 メルセデス ベンツ CLKクラス CLK 200(1997年)」。
1997年から2002年に渡って製造販売されていた、Mクラスの2ドア・クーペです。

基本構造にはCクラス(W202)がほぼそのまま使われているものの、フロントフェイスだけはなぜかEクラス風のデザインとなっています。

Cクラスにはこのクーペの他に、セダン、ステーションワゴン、カブリオレがラインナップされています。

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外観

全長4565mmX全幅1720mmX全高1375mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2690mmとなります。

メルセデスらしい重厚感と、クーペのエレガントさを両立した、美しいデザインです。

フロント

コンパクトなボディに、Eクラス風のフロントフェイスが施され、威風堂々とした佇まいを感じさせます。

このCLKにEクラス風の外観が与えられている理由は、先行してジュネーブショーで発表された「Eクラス・クーペ」のプロトタイプにあります。

当初、Eクラスにクーペを追加するために開発されたこのプロトタイプは、その後変更され、Cクラスをベースにして開発される事になります。そのため、デザインだけがそのまま流用されたという訳です。

サイド

ロングノーズ&ショートデッキに、流れるような美しいルーフが組み合わされ、モダンかつエレガントなクーペボディを構成しています。

リア

アクの強いフロントフェイスに対して、リアは比較的にさっぱりとした印象です。

強く傾斜したリアウィンドウに、がっしりとしたリアエンドが対比され、近寄りがたい美しさを感じさせます。

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内装

重厚感のあるセダン系の内装に比べ、このCLKの内装は若干細身でエレガンスな雰囲気を感じさせます。

メーターナセルには大型の3連メーターが装備され、視認性、使い勝手ともに申し分ありません。

シート

フロントシートには、たっぷりとした厚みとサイズがあります。座り心地もどっしりとしていて、身体の圧力をキレイに分散してくれます。長時間座っていても疲れの少ない、快適なシートです。

2ドアクーペでありながら、リアシートにも大人がなんとか座れるだけのスペースが確保されます。シートの座り心地も快適で、中距離(30km)程度であれば楽に移動することができます。

荷室

セダンがベースとなっているだけの事はあり、荷室には広々とした容量が確保されています。家族4人であれば、2泊3日旅行も充分に可能です。

静粛性

しっかりと遮音材が施されており、車内の静粛性は申し分ありません。

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エンジンとミッション

1998ccの直列4気筒DOHCエンジンに、5速ATが組み合わされます。
エンジンは、136ps/5500rpmの最高出力と、19.4kgf・m/3700-4500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1380kg。10モード/10・15モード燃費は、9.7km/lとなります。

エンジン

2.0Lのツインカムエンジンで、後輪を駆動します。低速からフラットなトルクを発生するものの、絶対的なトルクが少ないため、急な加速を必要とする場面ではやや物足りません。

といっても街中でのんびり流す分には充分なエンジンです。また、これよりもさらにパワフルなエンジンが必要な方には、上級グレードの「CLK320」があります。この「CLK320」には3.2LのV6エンジンが搭載され、太いトルクを活かして力強く加速します。

トランスミッション

スムーズかつダイレクトなトランスミッション。積極的にギアダウンしてやる事で、この1380kgのボディを結構スポーティに走らせることができます。

足回りとハンドリング

前輪にダブルウィッシュボーン式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

足回り

車の基本構造には、ほぼそのままC200が使われています。そのため、乗り味にも大きな違いはありません。

重厚感のある上質な乗り心地で、長距離ドライブも快適にこなす事ができます。

路面の段差ではそれなりに振動を伝えますが、角が適度に丸められているため不快な印象はありません。「トンっ」と軽やかに衝撃をいなします。

ハンドリング

スポーティなルックスに比べ、ハンドリングは至ってセダンライクです。ハンドリングセンターには適度な遊びがあり、反応もゆったりとしています。

といっても、ステアリング操作量に対してはリニアにノーズが向きを変えてくれるため、不自然さや違和感といったモノは全くありません。

評価のまとめ

このCLKは、Cクラスのクーペバージョンという位置付けです。そのため、スポーティで流れるようなルックスを持ちながらも、その走りはいたってセダンライクで穏やかです。

また、2ドアクーペとしては後席にもたっぷりとした空間が確保されており、大人4人がなんとか座れます。荷室容量もセダンなみですから、買い物や仕事など日常的にも充分な実用性があります。

「普段は一人か二人で乗ることが多いが、たまには友達や家族を乗せることもある」とか、「セダンの快適な乗り心地は好きだが、見た目にもう少し華やかな雰囲気がほしい」といった人にピッタリな一台です。

価格

新車当時の価格 | 4,900,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)