エアロパーツやチューニングパーツの取り付けといえば、かつてはマニアックな人が細々と楽しむディープな趣味でした。
しかし、近年は規制緩和が行われた事もあり、自動車用品店やディーラーなど、身近なお店でも簡単に取り付けが行えるようになっています。
ただし、一部には粗悪なサービスを提供するお店もあり、購入する際には充分な注意が必要です。
サービスの悪いお店に当たると?
サービスの悪いお店に当たると、必要の無いパーツをあれやこれやと売りつけられたり、取り付け後の不具合に対しても一切対応してもらえないといった事があります。
また、そもそもの技術レベルが低く、しばらくたつとパーツがガタついてきたり、取り付けたパーツが原因で故障が起きたり、パーツの色合わせが不十分で乗っているうちにどんどんおかしな色に変色してくるといった事もあります。
といってもパッと見ただけで、粗悪なサービスを提供するお店を避け、優良なお店を見分けるのは簡単ではありません。
お店の優劣を見分けるには?
お店の優劣を見分けるには、まず、現地に言ってお店の雰囲気を確かめてみるのが一番です。
ピットが乱雑に散らかっていたり、店員同士で勝手にペチャクチャとしゃべっていたり、お客さんの雰囲気が悪い場合は注意が必要です。こういった要素は、お店の技術レベルとは直接関係ありませんが、レベルの低いお店にはなぜか共通する特徴です。
もうひとつは直接お店のスタッフと話してみることです。ユーザーと車に合ったパーツを儲けとは関係なく提案してくれたり、しっかりとどれだけの予算が掛かるのか細かく見積もりで示してくれたり、取り付け後の調整やフォローはどうなるのか、不具合があった場合の対応についても始めに説明してくれるショップであれば、ハズレの可能性は少なくなります。
また、高価なパーツを付ける場合は、お試しで手軽なパーツを装備してみるのも一案です。実際にパーツを取り付けてみれば、ショップの技術レベルからサービスの質まで具体的に知ることができます。
ネットや実際の口コミ情報
ネットや実際の口コミ情報も大きな判断材料となります。ただし、ネットの場合は、お金を使って口コミを装って宣伝したり、逆にライバルショップの評判を下げるために「悪い口コミを書き込む」という事もあります。
こういった場合は、「同じような文体で書かれている」とか、「評価が偏っている」とか、「投稿日時が集中している」といった点から作為的な口コミを見つけることができます。
実際の口コミの場合も、その人とお店の相性といったものもありますので、話半分程度に聞いておき判断材料の一つとするのが賢い利用法です。
優良なショップは大きな財産
わざわざ休日に出かけていって、お店ごとに調査するのはとても疲れます。しかし、一度優良なサービスのお店を見つければ、その後のカーライフがぐっと楽しい充実したものとなります。
中には、一度行った色合わせが気に入らないと、後日連絡をしてきて始めから無料でやり直すといったスゴイ職人もいます。これは秋ろーの友達の実話ですが、こういったショップはその人にとって大きな財産です。
ここまでのショップはそうそう見つかるものではありませんが、技術の確かな優良店は探せば結構あるものです。今パーツの取り付けを検討されているなら、さっそく次の日曜日にでもショップ巡りをしてみてはいかがでしょうか?