2代目 トヨタ カローラ スパシオ X Gエディション(2004年)【旧型レポート】割り切りの良いパッケージング [CBA-ZZE122N]

今回の旧型レポートは「2代目 トヨタ カローラ スパシオ X Gエディション(2004年)」。
2001年にモデルチェンジが行われたコンパクト・ミニバンです。

カローラのプラットフォームをベースに、3列7人乗りシートによるミニバンボディに仕立てられています。

通常、3列目シートは「突然、短い距離に限って、人を何人か運ぶ」といった用途で使われるものです。そのため、カローラスパシオの3列目シートは、緊急用の小さな補助シートとして割り切った設計が行われています。

その分、2列目シートには充分なスペースを与えることができますので、広々とした快適な空間を実現しています。

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外観

全長4260mmX全幅1695mmX全高1610mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2600mmとなります。

全体のフォルムは、初代スパシオのコンセプトをそのまま踏襲しています。ミニバンとコンパクトカーの中間に位置する乗用車的フォルムです。

フロント

柔らかなラインで構成されたノーズに、縦型の大型ヘッドライトが装備されます。穏やかでのんびりした印象のフロントフェイスです。

サイド

ミニバンにしてはノーズが長く、Aピラーが傾斜しているため、スポーティでキビキビとした印象です。

リア

コンパクトなリアエンドに、優しいラインで構成された縦型のリアコンビランプが組み合わされます。ミニバンというよりハッチバックに近い躍動感のあるリアビューです。

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内装

開放感のある広々とした室内。10年前のトヨタで主流であった、機能的に整理された使い勝手の良いインテリアデザインです。

ただし、Aピラーが大きく傾斜しているため、斜め前方に大きな死角があります。

シート

ゆったりした形状のフロントシートが装備されます。クッションに適度なコシが与えられているため、長距離(50km以上)でも快適に移動することができます。

セカンドシートはちょっとこぶりなサイズになりますが、中距離(30km)程度であれば問題ありません。足元、頭上空間ともに適度な余裕があります。

サードシートは、完全に緊急用として割り切った設計が施されています。「ちょっと短距離だけお客さんを送迎する」といった場合に便利なシートです。

スパシオのようなコンパクトカーにおいて、このサードシートを中途半端に大きくすると、フロント、セカンド、サードシートと全てのシートが中途半端な大きさとなります。そのため、このスパシオのような割り切ったサードシートは、コンパクトカーにサードシートを設計する際の、ひとつの最適解といえるでしょう。

荷室

サードシートを展開している場合は、荷室スペースはまったくありません。ただし、このサードシートは非常用シートです。サードシートを畳み込んでいる時は、充分な荷室スペースを確保することができます。

静粛性

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エンジンとミッション

1794ccの直列4気筒DOHCエンジンに、4速ATが組み合わされます。
エンジンは、132ps/6000rpmの最高出力と、17.3kgf・m/4200rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1220kg。10モード/10・15モード燃費は、14.8km/lとなります。

エンジン

1.8Lのツインカムエンジンで前輪を駆動。必要充分なトルクを発生するため、街中でパワー不足を感じることはありません。車にあまり興味の無い人が、道具として使い倒すには充分な走りです。

ただし、下位グレードの1.5Lエンジンではパワーに対して車重が重すぎるため、ちょっともっさりした走りとなります。

トランスミッション

小さなシフトショックを伴うトランスミッションです。重いボディをそれなりに走らすため、エンジン回転を高めまでしっかりと引っ張りながら変速していきます。

足回りとハンドリング

前輪にストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

足回り

適度に引き締まった快適な乗り味です。段差では車内に不快な衝撃を伝えることもありません。高速域でもそれなりに安定して走ることができます。

ハンドリング

特にこれといった特徴のない平凡なハンドリングです。操作量に対して素直に車が反応するため、無駄に疲れることもありません。

評価のまとめ

コンパクトなミニバンボディに、適度なサイズのフロントシート、セカンドシートが確保され、サードシートは思い切って小さく設計されています。そのため、7人乗り3列シートでありながら、車内には適度な余裕が確保されています。

適度なパワーを発揮する1.8Lエンジンに、平凡なフィールのハンドリングと快適な乗り味、癒し系ののんびりしたシルエット。車にあまり興味の無い人が、日常の道具としてガシガシ使い倒すのにちょうどいいコンパクトなミニバンです。

特に、大人2人に子供2人くらいの家族であれば、ピッタリとはまるサイズ感を持っています。

価格

新車当時の価格 | 1,717,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)