スーパーマーケットや駅、空港などの駐車場に自分の車を停める時、是非注意して欲しいのが隣に停まっている車の様子です。
ボコボコにへこんでいるのに全く修理していない車や、何日も洗車されずにドロドロに汚れている車の隣には出来るだけ駐車しないほうが賢明です。
ボコボコに凹んでいる車は、それだけオーナーに運転技術が無いことを如実に物語っていますし、そのまま放置しているという事は車をぶつけることに何の躊躇やためらいも感じていない可能性があります。
同じくドロドロに汚れている車も、オーナーが自分の車をどれだけ雑に扱っているかというバロメーターですから、隣に停めた車に平気でドアパンチをくらわしてくる可能性が高いです。
スーパーマーケットでの苦い思い出
秋ろーがいつも行くスーパーの駐車場は、作りが悪く、しょっちゅう衝突事故や小さなトラブルが起きることで有名なスーパーです。そのため、普段は混雑する出入り口付近の駐車場を避け、ちょっと不便な屋上駐車場を利用しています。
ところがある日、近隣の高校生によるイベントがあり、家族や親戚を含めた大勢のお客さんでほとんどの駐車場がいっぱいになっていました。
こうなると好きなところに停める訳にはいきませんので、普段は使わない入口付近の駐車場に停めることにしました。ただ、その時隣に停まっていた車にはボコボコの凹みがあり、少し心配になりましたが、用事をすっぽかす訳にもいかず「一日くらい大丈夫だろう」とそのまま駐車したのです。
もうここまで話すと結果はお分かりの通りです。用事を済ませ車に戻ると、ドアにはドアパンチの跡がクッキリと付けられていました。
危ない車を見分けるコツ
あなたはこんな悲しい思いをしないよう、ボロボロのままの車など、車を雑に扱っている人の隣には出来るだけ停めないようにしてください。
相手が車を雑に扱っている事や、運転が下手だという事を事前に見分けるためには、この他にも幾つかのパターンがあります。
例えば、駐車スペースに対して斜めに停まっている車や、ラインからはみ出している車、極端にラインギリギリまで寄せて停めている車、タイヤが斜めに向いたままの車等、こういった車のオーナーは多くの場合運転が下手と思って間違いありません。
ウィンドウに真っ黒なフィルムを貼っている車や、ぬいぐるみで極端に視界が小さくなっている車などは、十分周りが見えていない可能性があります。
加えて初心者マークやシルバーマークの車もリスクを避けるために警戒したほうが無難です。
また、小学生くらいまでの小さな子供が乗っている車は、子供がドアを急に開けてドアパンチを食らわしてくる可能性が高いです。ただし、スライドドアの場合はこの心配はいりません。子供が乗っているかどうかは、チャイルドシートの有無で簡単に見分けることができます。
停める場所を工夫してドアパンチを防ぐ
この他に、相手の車に対する注意ではありませんが、始めにも書いたように混雑する駐車場についてもできれば避けたいところです。ちょっと歩く距離は長くなりますが、遠く離れた不便な駐車場の方が安全です。
停めるスペースについては、両隣に車が停まっている駐車場よりも、片側に壁や柱があって、一方だけに車が停まっている駐車場の方がリスクを半分に減らすことができます。さらにこの場合は出来るだけ壁や柱に寄せて停めることで、隣の車との空間を大きく取れるというメリットもあります。
ただし、極端に人影が少なく、車が物陰に隠れて誰からも見えないような場所は、車上荒らしやイタズラのターゲットとなりやすいでの注意してください。