中級者向けラリーカーの作り方(前編)【モータースポーツ】

初級者と違って中級者レベルとなってくると、ある程度ラリーの経験もあるわけですから、自分のラリーカーに何が足りないかはおのずと分かっていると思います。

その中で、予算と自分の技量に応じて、除々に自分の初級者用ラリーカーに必要なパーツを追加していけば、理想的なラリーカーに仕上げることができます。

今回は、前回の「初級者向けラリーカーの作り方」に続いて、中級者向けラリーカーにはどんなパーツが必要となるのかを解説していきます。

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サスペンション

サスペンションについては「初級者用ラリーカーの作り方」で、すでにラリー用の強化ダンパーに交換していますので、中級者編ではスプリングの交換を行います。

交換するスプリングは硬さのあるラリー用を装着しますが、始めはメーカーやラリーショップの進める標準的なパーツがオススメです。その後、自分の技量や好みに応じて微調整していけば良いでしょう。

また、サスペンションとボディの間に挟む事で衝撃を受け止める効果のある「ブッシュ」というパーツも併せて交換しておきましょう。ブッシュはゴム製のパーツですが、ラリー用に強化されたモノは通常のものより硬度が上げてあります。

ラリー用に強化されたスプリングと強化ブッシュを組み込めば、はじめに組み込んだ「ラリー用ダンパー」も本来の優れた機能を発揮することが出来るようになります。

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ブレーキ

中級者以上のラリーでは、ブレーキパッドもラリー用に交換する必要があります。

ラリー用のブレーキパッドは、ブレーキング時のコントロール性や耐久性能が高く、高速走行を続けるラリーでも安心して使う事ができます。

また、ラリー中はローターの温度が大幅に上昇するため、ブレーキペダルからブレーキディスクへ力を伝達する役割を担う、ブレーキフルードも想定以上の高温となっていまいます。このブレーキフルードが高温になると、正常なブレーキ操作ができませんので、必ずラリー用の高温に対応したものに交換しておいてください。

また、ラリー中、高温にさらされる事の多いブレーキフルードは劣化も激しく、常に定期的な交換が必要となります。

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ロールバー

初級者編でも触れたロールバーですが、費用の関係で初級者編で取り付ける事のできなかった人は、中級者編では必ず装着するようにしてください。

というのもロールバーは、ラリーカーが転倒した時、中にいる乗員を保護するためのパーツだからです。また、同時にロールバーはボディ剛性を高める働きもあるので、取り付け方によっては操縦性を大きく変えることもあります。

ロールバーはボディに取り付けるポイントによって、ポイントが「4つ」のものと「6つ」のものがあります。安全性やボディ強度の事を考えるなら是非取り付けポイントが「6つ」ものを選んでください。

中級者向けラリーカーの作り方(中編)【モータースポーツ】」に続く

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クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

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修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)