新型トヨタC-HRの「ブルドック感」を消す!【カスタマイズ】

東京モーターショーでコンセプトカーが発表されて以来、量産型市販車の発売が期待されていた「トヨタCH-R」がついに2016年12月に発売されました。

2014年にコンセプトカーで見た印象をほぼそのまま再現された量産型市販車のスタイリングは、大胆かつ近未来的でちょっと他では見られない個性的なものです。

フロントフェイスには、「ブルドック」のような「くまさん」のような表情が与えられ、なんとも言えない愛嬌と個性が感じられます。

ただ、この愛嬌のある顔を持つC-HRですが、全体の近未来的なスタイリングと合わずちょっと残念に感じている人も多いようです。そんな「この顔さえなければ購入するのになあ」と考えている人に、今回はC-HRの印象を激変させる小技を紹介したいと思います。

早く「小技」を知りたい人は、途中の「原因究明編」をすっ飛ばして最後の「実践編」をお読みください。

トヨタC-HRのエンブレム
スポンサーリンク

目次

  • 原因究明編
  • 実践編
スポンサーリンク

原因究明編

具体的な方法を説明する前に、C-HRが「ブルドック」や「くまさん」のような印象を抱かせている理由を考えてみます。その原因は車の「口」「目」「鼻」ともいうべき「フロントバンパー」「ヘッドライト」「フロントエンブレム」にあります。

まずは「口」ですが、ブルドックのようなタブれた口角を表すため、フロントバンパーの端は大きく切り下げられ、縦型のエアーインテイクが左右に開けられています。この要素単体であれば非常にカッコいい処理なのですが、その他の「目」「鼻」と組み合わされることで「ブルドック」のように感じさせる効果があります。

次に「目」ですが、フロントバンパーにグッと食い込むように、目尻が下がり、内部の丸いリフレクター形状と相まって、目つきの悪いブルドックのような印象を抱かせています。

最後に「鼻」ですが、実はこの鼻がC-HRの印象を決定付ける一番の要因となっています。通常のエンブレムであれば、ここまで「丸い動物の鼻」のように見えることは無いのですが、C-HRでは周りのヘッドライトやフロントバンパー形状などとの関係性に加えて、このエンブレムの位置も絶妙で「ちょうど動物の鼻に見る場所」にレイアウトされています。また、エンブレムの周りは、大きくフロントバンパーが抉り取られるような形状になっているため、余計にこの部分が目立つ結果となっているのです。

このように「動物の鼻のように見えるエンブレム」が目立つ位置にレイアウトされているために、C-HRには動物的な愛らしさが感じられるのです。もちろんこれはデザイナーのミスというわけではなく、あえて狙って付けていると思われます。

つまり全体のスタイリングや車自体の内容は気に入ったけど、この動物的な愛らしさだけが苦手という人は、その印象の大元ともいうべき「フロントエンブレム(鼻)」をなんとかすれば良いという事になります。

スポンサーリンク

実践編

C-HRの印象を変える方法は、その難易度に合わせて2つのパターン考えられます。まずは手間の掛からない簡単なパターンからご紹介します。

簡単にできるDIYによるリメイク

C-HRの動物的な表情を消すには、フロントエンブレムの存在感を消す必要があります。ただ、エンブレムをただもぎ取っただけでは全体の印象がぼやけたものになってしまいます。そこで、オススメしたい方法が「フロントエンブレムの塗装」です。

フロントエンブレムは、裏側にあるクリップでグリルにはめ込まれているだけですので、クリップ外しのような専用工具を使ってこじれば簡単に外すことができます。外すのが怖いという人は、エンブレムの裏に新聞紙を差し込み、マスキングテープでしっかりとボディ前半を覆ってやれば塗料がボディに付着することを防げます。

塗装する色は周りのグリルに合わせて、黒系の「ツヤあり」か「ツヤなし」の好きな方で構いません。

実際の塗装作業については、「【DIY】バンパーの塗装」をご覧ください。塗装をするという簡単な作業を行うだけですが、実際のイメージを大きく変えるにはこれだけ十分です。

トヨタC-HRのエンブレム隠し

ちょっと難易度の高いDIYによるリメイク

もっと完璧な仕上がりを求めたいという人には、バンパーの切り欠きをパテで完全に塞いでしまう方法がオススメです。

パテで塞いでしまうことで完全にフロントバンパーの切り欠きがなくなれば、全く違った車のような印象に仕上げることができます。

この作業は難易度がかなり高くなりますので、自分でやるより専門の業者にお願いした方が満足のいく結果が得られます。

というもの、既製品のバンパー面と自分で仕上がるパテの面をピッタリと合わせるのは、かなり高度な技術が必要となるからです。ただ、「遠くから見てまずまずの仕上がりなら問題ないよ」という大らかな性格の人なら、自分でチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。

実際の作業につていは、「【DIY】バンパーの傷の修理」のページを参考にしてください。

トヨタC-HRのカスタマイズ

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)